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小さな国の救世主 (2)

タイトル:小さな国の救世主 (2)(小説:電撃文庫)
作者  :たかみかずゆき:鷹見一幸
絵師  :Himeaki
デザイン:?
編集  :?

日本からお気楽な旅行のつもりが、とある小国の内戦の渦中に巻き込まれてしまい帰るに帰れなくなった高校生。おせじにも学校の成績や運動能力などが特に秀でているわけでもない彼が、その国の現実を目にしてなけなしの勇気と知恵をふりしぼり、インターネット(2ちゃんねる)のオタク知識人?を駆使して、政府軍に攻撃を受けている小国の少数部族を救う話、の続き。
なんと軍師シマフクロウとか言われてたたえられてます。もちろんほとんどの人々には、その作戦がネットから導かれたものだということは秘密。
そして今回もまたネットのお世話になるのですが、徐々に主人公に成長が見え、自ら危険なところへの作戦の一端を志願したり、ネットのアイディアを丸パクリではなくそれなりに自分自身で考えつつ行動するようになっていきます。

まあ味付けは違うものの「小で大を制す」いわばいつもの鷹見作品のノリですね。あれが合う方は今回のシリーズも面白く読めると思います。


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from ラノベ365日 on 月曜, 2006/07/17 - 02:28

【軍師シマオオカミによってキンリの里は救われた、しかし、次に政府軍は有力部族オードン族への空爆を開始した。一方、龍也の元へは暗殺者が送りこまれて・・・】