名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

どんなにかわいかろうが女装はもういらない!って人は、MF文庫Jの「まよチキ!」を読めばいいと思うよ。

ここ数年間、どこから降ってわいたブームなのかイマイチよくわからんのですが、ラノベでは女装、あるいはTS(性転換)ものが大流行。
やたらといっぱい女装少年が出てきます。それも脇役じゃなくて主人公ね。

しかし。
女装ものって聞くと、それだけでもう拒否反応示す人が少なからずいることもまた事実。
そういう人達にとっては地雷原が増えるだけという状況なわけです。

そんな女装ものは無条件にパス!という方にこそぜひおすすめしたいのがMF文庫Jの今月の新刊、『まよチキ!』です。

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<最優秀賞>受賞作。
一言で簡潔に言えば、王道な女装ヒロインもの。
男装執事をやってるけど、実は女の子……なヒロインが、主人公にヒミツを知られてしまい以下略、という由緒正しきストーリー。
完成度が非常に高いので、ラブコメが嫌いでさえなければまず外れることはないかと。
ぜひとも読んでみてくださいませ。

特に4つ巴でプールに行くエピソードは、かなりグッときます。

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