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人類は衰退しました 6

タイトル:人類は衰退しました 6(小説:ガガガ文庫)
作者  :たなかろみお:田中ロミオ
絵師  :山崎透
デザイン:?
編集  :?

人類の繁栄期も過去のこと、今やゆっくり確実に衰退し、かわって”およそなんでもあり”な妖精さんが地上の主役へと移ろうとしている、そんな世界で国連の調停員の少女「わたし」が、妖精さんとのコミュニケーションを図っていくそんな物語。
基本的には癒やし系、しかし時として真っ黒なネタを平然と放り込んでくる油断のならなさが特徴です。

今回は、「鳥人類コンテスト」と「同類誌」が題材となってます。
一見よくあるネタと見せかけて、やっぱり油断してると斜め上にかっとぶので最後までご注意を!
いやーしかし1巻当初は妖精さんにかなり振り回されていた「わたし」も、すっかり妖精さん担当が板につきましたね。特に鳥人類コンテストでの妖精さんの活用テクときたら目を見張るものがありました。たくましい。

同類誌はもう笑いなしには読めません。Tの行動にいちいち噴く(笑)。


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