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消えちゃえばいいのに

タイトル:消えちゃえばいいのに(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :わちまさき:和智正喜
絵師  :東条さかな
デザイン:?
編集  :?

なんだこれ。……読むレーベル間違えたか? ていうかなんだこれ。

なんかもう、最後のオチのために物語を構成したような感すらあります。不条理きわまる物語。
人を選ぶなどというレベルではなく、ツッコミどころは多々ありますがそもそも物語の根幹がおかしいので、そんな些細なことはたぶん気になりません。

赤枠おすすめしますが、あくまで際物という意味での評価なので自分に合わなくてもそれはむしろ貴方がまっとうな人間の証といえます、ご安心ください。余計な前知識は入れないほうが楽しめると思いますが、もう少し情報が欲しい方向けに少し紹介もしておきます。

・タイトル&表紙を見た第一印象 →ヤンデレな話?
・序盤 → 変わったハーレムものかな?
・それ以降 → なに、これ。

美術部員の朝倉一樹は、同じ美術部の四人の女の子から、同じ日に告白を受ける。そんな一樹の前に、死神の少女モルが現れ「一樹のために100 人が殺される」と告げ……。

はい、もう既に意味分かりませんが、物語は容赦なくすすみます。
ラストで中村九郎をちょっとだけ連想しました。さすがにあのセンスに並ぶとまでは言いませんが、もしこの作品が余裕でいけるなら、ぜひともそちらも挑戦してみてください。とりあえず入門編として、 樹海人魚をおすすめしておきます。


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from Cherryh's blog annex on 日曜, 2012/04/08 - 19:14

消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)作者: 和智 正喜出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2012/02/18メディア: 文庫 主人公は、ほぼ同時に4人の少女から告白を受ける。そして...