名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

魔王なあの娘と村人A 3

タイトル:魔王なあの娘と村人A 3(小説:電撃文庫)
作者  :ゆうきりん
絵師  :あかひと:赤人
デザイン:?
編集  :?

一応大枠でくくると魔王ものと言えなくもないですが……設定がおもしろいのが特徴です。
<個性者>と言われる魔王、勇者などは普段一般人を個別の存在として知覚できないが(いないのと一緒! 話しかけても気づいてもらえない)、主人公は個体識別されて会話とかもできるんだよ! 特別扱いだよ! とまあそんな感じ。

前巻で出てきたロボットの個性者で不登校中の少女が鍵。

担任から、不登校中のロボットの個性者の少女の様子を見てくるように頼まれた村人Aこと佐東。竜ヶ峰とともに自宅に向かったのはいいが、いきなり2階から飛び降りようとしている!
なんとか怪我するのは阻止したが、「ロボットは痛みを感じない」などととりつく島もない……。
佐東の悩みがまた増えた!

まあぶっちゃけゆうきりんお得意のハーレムものに着実になりつつありますが、設定がいいのでそこを意識しすぎずに済むのでいいバランスになってます。
しかし1巻1ヒロインということは、4巻では新キャラ来るか?


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