翼は碧空を翔けて 3
作者 :みうらまなみ:三浦真奈美
絵師 :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集 :?
飛行船を効果的に小道具に使っていますが、メインはわがまま王女様の成長と、恋物語。その完結編です。
1巻当初は自分のことしか考えてない世間知らずのわがままな王女様が、「その一言一言が妙に気になる男」を意識しだしたことから急速に変わっていく様子は、見ていてすごく微笑ましくそして気持ちいいです。
いやー実にいい終わり方でした。
ちょっとまだ物足りない気もしますが、その代わりに間延びすることなく一気に読めましたね。
それにしても途中の展開が展開だっただけに、いったいどういうラストを迎えるのかちょっと怖いような気持ちで読んでいたんですが、大団円! 飛行船を戦争の道具で終わらせたくない、という気持ちをみんなで共有していたのもよかった。そして椋本夏夜さんのイラストは毎度のことながら堪能させていただきました。
よいマンミーツガールでした。(や、だってボーイというにはちょっと年食ってるから(笑 )
この作品の名台詞
「大丈夫よ、そんなの大したことないわ」
「国が違っても、敵と味方に分かれてしまっても何度だって仲直りできるのよ。主義主張の違いなんて、それに比べたら、なんてことないでしょ」
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