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螺旋の国の3ドリル

タイトル:螺旋の国の3ドリル(小説:HJ文庫)
作者  :とみながひろし:富永浩史
絵師  :夕仁
デザイン:?
編集  :?

モデラー者な少年二人と、ドール者が異世界に飛ばされる話、と聞くとああ定番だなあと思われることでしょう。
まあ確かにその通りではあるのですが……タイトルに「ドリル」などとつくからにはピンと来るかと思います。
そう、とにかくドリルです。なにはともあれドリル。
いい意味でバカな設定になっていて、その割にきちんとした物語でした。
それと委員長がいい味出してました。もっと出番が欲しかったくらい。

ドリル最強!な話はいくつか見ているけど、螺旋の力が強力な世界っていう発想はなかったのでちょっとおもしろかった。
ドリルについては、もう今さら言うまでもないと思うので(笑)、委員長と言う呼ばれ方に抗議したり、でもそれでいてどうしても細かいことに口出しをしたくなる今居翠さん、かわいいですね。願わくばもうちょいラブなシーンを入れて欲しかった。


この作品の名台詞

銀の円錐、それは何者をも貫く力。
回る螺旋、それは全てを取り込む力。
まさに無敵、まさに脅威!

人はそれを、ドリルと呼ぶ!!

→解説


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