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交錯都市

タイトル:交錯都市(小説:一迅社文庫)
作者  :くろしろう:黒史郎
絵師  :ニリツ
デザイン:?
編集  :?

都市パニックホラー。
まあ簡潔に言うとゾンビ映画を思い浮かべてもらうとわかりやすいです。
作者の人の前作である黒水村とは、世界観が一緒みたいですね。(ちょっと細かいあらすじを忘れちゃったんですが、たぶん登場人物まではかぶってないはず)

意外と知られていないようですが、作者の人はクトゥルー神話賞の最優秀賞を受賞しただけあって、実に(いい意味で)いやーなところで鬱要素などを突っ込んでくるんで油断ならないです本当に。

局地的な謎の酸性雨?により、東京は多数の被害者を出す。
しかも、被害はそれだけに留まらず奇怪な生物や、襲われてなくなったはずの人々が再び立ち上がり生者に牙を剥く……。
女の子っぽいのがコンプレックスになっている少年・春歌や、その幼なじみの女子高生・季南たちは果たしてこの地獄から生還できるのか!?

伝奇ものっぽい描写の皮をかぶっていますが、ところどころ絶妙なタイミングで「甘い考えは捨てろ!」みたいなエピソードが入ってくるんですよね。
間違いなく立ち位置がホラーだなあ。
こういう部類の作品はラノベでは数少ないんで(そりゃまあそうだよなあ……)ぜひとも頑張ってもらいたいところ。


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