名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

1×10 藤宮十貴子は懐かない

タイトル:1×10 藤宮十貴子は懐かない(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :すずきだいすけ:鈴木大輔
絵師  :PANDA
デザイン:?
編集  :?

ちょいとひねったラブコメ。
冒頭にいきなり主人公が死亡、その主人公をヒロインの魔法少女が救ったんだけどそれには大きな代償を伴っていて……
ヒロインは主人公の犬みたいなものに!? しかも強制同居!?

おもしろさは感じさせるものの序盤はどっか釈然としない部分もありながら読んでたんですが、終盤に入って目からうろこがボロボロ落ちました。
あーそういうことね、なるほど。
ややこしいけど、これはおすすめしたい!

主人公の一条天馬は、ヒロインの美少女であり魔法使いでもある藤宮十貴子と、理由もわからぬまま強制的に同居をさせられる羽目に。
命を助けたという割には、天馬に対する十貴子の態度は氷のごとく冷たく、しかもいつまでたっても強制同居の理由は教えてもらえない……。
なんでこんな状況に?

主人公は元神童今は普通の人として堕落生活を送っていて、能力あるけどがんばらない、ぶっちゃけかなりうざいやつですが、終盤まで我慢しましょう。きっといろんな意味で納得が行くはずです。

ねじくれた関係も1巻のみかと思いきや、むしろよけいややこしくなってるようなので、次巻以降の展開にも期待!


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