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本日の騎士ミロク3

タイトル:本日の騎士ミロク3(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たぐちせんねんどう:田口仙年堂
絵師  :高階@聖人
デザイン:?
編集  :?

札付き駄目騎士の集まりのイメージがあるが、実際には姫様の親衛隊として多少偏ってはいても確かな実力を持つ赤目隊。なんと隊長はしゃべるうさぎという謎具合!
そこに配属されたバカだけどまっすぐな騎士ミロクをはじめとする赤目隊の活躍を描くコミカル系ファンタジーです。
今回は、納涼騎士団祭りで周りが浮かれる中、またしてもジュジュが狙われる! そのうえ隊長は殺人と聖書爆破として追われている!?
あえて細かくは語りませんが、実にそつなくそれでいて盛り上げる時には盛り上げる。さくさく読めます。

しかしミロクって、数あるバカで熱血直情系の主人公の中でも、飛び抜けて「バカ」というか扱いが酷いですね。時々その手のエピソードが語られたりするんですが、いちおう剣の腕で飯食ってるようなものなのに(パシリだけど)演舞の手順を覚えられないほどバカとか、なんという気の毒描写(爆)


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