名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

GJ部(グッジョぶ)2

タイトル:GJ部(グッジョぶ)2(小説:ガガガ文庫)
作者  :あらきしん:新木伸
絵師  :あるや
デザイン:?
編集  :?

4コマ漫画ならぬ学園日常ゆる系4コマ小説。
比喩でも何でもなく、1話が必ず4ページで終わるという特徴を持ってます。
お手軽に読むには最適。さらには、挿絵がかなり豊富。
そして、たぶん意外に大きい要素として「あまりにも素直な主人公」というところもポイントかもしれません。空き時間にちょこちょこ読んだりするにはおすすめ。

GJ部というなんだかよくわからない、たぶん駄弁ることが目的の女の子4人の部に、平和的敗北主義者である京也が入部してきて、まったりした日常を過ごすことになるのですが……
この京也がとにかく騙されやすい!
何度でもおもしろいように先輩部員の嘘にひっかかりまくります。単に流されやすいだけのキャラづけだと、優柔不断ではっきりしない主人公だと感じるところを、「ひたすら素直」という要素を入れたことによってなんとも憎めない主人公像になってます。

ヒロインは、お子様(っぽい)部長や、ゲームと記憶の天才、野生児、癒し天使と各種取りそろえています。イラストの雰囲気とも相まってとにかくまったり。殺伐とした話を読んだ後の口直しに読んだりするといいかも?


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