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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

タイトル:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(小説:GA文庫)
作者  :ゆうじゆうじ:裕時悠示
絵師  :るろお
デザイン:?
編集  :?

ネットなどで話題になってたからか、書店でもネットでも瞬殺され、ようやく最近再入荷。実は不覚にも買い逃していて、ようやく先日手に入れました。

で。
「修羅場」とか言うから、「中に誰もいませんよ?」とか空鍋みたいなのかと思ったら完全王道のラブコメだったよ! タイトルに騙された! でもおもしろかったけどな!

平穏な高校生活を送ろうとしていた少年・季堂鋭太。幼なじみの千和(ただし色気はない)に日頃からあちこち振り回されてつつも、まずまず平穏だった日常は、帰国子女で学園でも有名な美少女・真涼に、とある秘密を握られ無理矢理”彼氏”にさせられたことで終わりを告げる。
しかも幼なじみが対抗意識を燃やして、何かにつけて絡んでくるように!

まずキャラ造形がいいですね。
すごく子供っぽくて、素直でまっすぐな性格の幼なじみ千和と、優等生な表の顔とは別に腹黒というか何考えてるのかわからないミステリアスな真涼。こんな二人に、もてあそばれまくってます。
ストーリーも王道ですが、きちんとひねりがあって最後まで読者を飽きさせません。
むろんサービスにも事欠かず、主人公もやるときゃやってくれます。なるほど、これは人気出るのも納得。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 月曜, 2011/03/28 - 20:57

著:裕時 悠示 イラスト:るろお 「何を最終回みたいな顔しているんです?」 「言っておきますが、自分が無事に最終回を迎えられるなんて思わないでくださいね。十週打ち切りを覚悟...