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魔法の材料ございます6 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚

タイトル:魔法の材料ございます6 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚(小説:GA文庫)
作者  :あおいあずま:葵東
絵師  :つるぎはがね:蔓木鋼音
デザイン:?
編集  :?

事件が一段落ついてとりあえず落ち着いたシャルト。
リア=メイとー、かねてよりの約束だったバラキア神国に赴き、そこで謎に包まれていたシャルトの過去が明らかに!

相変わらずの良シリーズです。特にまずなによりも、しっかりしたストーリーと骨太な主人公をお望みの方にはぜひともおすすめ。
今回、リア=メイがシャルトの真実を知ったことでどう動くかも見どころのひとつではあるんですが、それよりも!
優秀ではあるけれどどこまでも一般人代表であるサシャが、今回いろいろと魅せてくれますよ! 文字通りの意味で。

うーん、リア=メイがとうとう同じステージに立ってきそうですね。そもそもシャルトがここまで決意したことに驚きといいますか、1巻には到底想像もつかいような展開になってきました。サシャさんピンチ。

それにしても、このシリーズでは一貫してサシャを物語の暗い部分には立ち入らせないようにしてますがそこがまた評価したい部分のひとつです。シャルトの苦労など知らぬげに立ち回って見せることで日常が強調されます。こういうのは、できそうでなかなかやれないんでどこまでこのスタンスが貫けるか非常に楽しみですね。


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