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魔法使いなら味噌を喰え! (講談社ラノベ文庫)

タイトル:魔法使いなら味噌を喰え! (講談社ラノベ文庫)(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :澄守彩
絵師  :シロウ
デザイン:?
編集  :?

第1回講談社ラノベ文庫新人賞<大賞>受賞作。

タイトルのインパクトが超強く、それだけで買わざるを得ない。
で、実際の内容ですがこれが意外にもちゃんとした魔法アクションでした。
軽く読めるんですが、それなりにちゃんとした設定があり「魔法」と「味噌」というわけのわからん組み合わせもなかなかひねってあっておもしろかったです。おすすめ。

「魔法」が世に知られてから100年。軍事的価値もあって、急速に研究の進んだ魔法は、魔法抑止物質「MISO」の発見により、万能ではなくなり、便利な技術程度の扱いを受けていた。
そんな世界で、魔法学校に通う高校生・八丁屋将太の自宅に、突如窓を割って飛び込んできた少女。実は魔法発祥の地マジエールのお姫様・アルテミシアだった。なぜ将太のところに姫さまが!?

まずなんといってもMISOの設定に尽きますね!
やってることは普通の魔法アクションのはずが味噌の香りが漂うだけで、絵面を想像するとシュールなことに。
アルテミシアなどとの絡みは当然ありますが、変にラブコメ方向に舵を切っていないのでむしろ純粋にストーリーが楽しめて良かったですね。


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