名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

人生

タイトル:人生(小説:ガガガ文庫)
作者  :かわぎしおうぎょ:川岸殴魚
絵師  :ななせめるち
デザイン:?
編集  :?

タイトルが「人生」とあった瞬間に、「あ、たぶんこれはろくなもんじゃないな!」と直感しましたが予想に違わず、実にどうでもいい感じの話でした(褒めてます)。

生徒からの人生相談に答えるという趣旨ですが、回答者自身が偏ってるのでろくな答えが出てこない、というコンセプトになってます。
「生徒会の一存」とかああいった感じを想像してもらうとわかりやすいかと。あと、ギャグに特定作品によるオタネタパロディを使ってなかったのでそういう意味でも手に取りやすいです。

気楽に息抜きしたい時におすすめ。

部長命令により、第二新聞部の企画で人生相談コーナーの担当となった赤松勇樹。回答者として、理系代表の莉乃、文系代表のふみ、体育会系代表のいくみの三人の少女を迎え、読者からの様々な人生相談に回答していくのだが……。

この三人、能力そのものは高いんですが最近いうところの残念系で世間からズレているので回答をさせると偏った答えばかり出してきます。そこをどうにか赤松があやつ……れるはずもなく、毎回ろくな回答は出ません。

ラブコメ時空もそんなに濃くないんで、気楽ーに読みましょう。


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from Cherryh's blog annex on 土曜, 2012/03/31 - 23:34

人生 (ガガガ文庫)作者: 川岸 殴魚出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/18メディア: 文庫 第二新聞部の赤松は、部長の二階堂彩香から、人生相談のコーナーの担当を命じられた。 生徒か...