名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

放課後バトルフィールド1

タイトル:放課後バトルフィールド1(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :ゆみづるいずる:弓弦イズル
絵師  :美和美和
デザイン:?
編集  :?

変な部分で注目を集めてしまったこの作品。
なので、手は出さないまでも内容が気になっている方は多いと思いますのでご紹介。

基本、ほぼサバゲーなラブコメです。
何か特殊な設定があるのでは?と誰でも考えるところですが、ないです。
正確にはあるんですが、とにかくほとんど説明らしき説明がないのでないのと一緒。

主人公の少年・牧島カヲラは、「閃紅の魔女」との異名を持つ少女・九段下ホマレに『野外活動部』に無理やり入部させられる。
そこは、サバイバルゲーム『放課後バトルフィールド』をプレイする部で、異空間に設置されたフィールドでのサバゲーが幕を開ける……。

で、こう聞くといろいろ設定あるんでは?と考えますが、なにしろ全く説明がないのでほぼサバゲーする部活ものとして読めば問題ありません。実際、未経験者の自分が読んでてわくわくする部分がありました。
特殊能力とかもちらっと出てきましたが、なにしろ説明がないので気にしないのが一番です。
ラブコメ部分は、ハーレム系。最初から主人公の好感度はMAX。リア充爆発しろ的にもてまくり。
ツンデレ、妹、お嬢様とよりどりみどり。

で、後回しにしていた総評としてはアマゾンなどでボロクソに書かれるほどひどい出来とは思いませんが、逆に絶賛はしかねる、一言でいえば微妙、ですね。イチャコラやってる部分の描写についてはさすが。何の文句もないです。
ただ、背景世界の説明が超適当なのでストーリーや設定を期待する人には向いてません。人物のドラマも適当なので、お気楽に読みたい人にはいいと思います。


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/6302
from monumenta librorum on 土曜, 2012/11/03 - 19:35

突然、野外活動部なるものに入部させられ、サバゲーをやる羽目になる話。サバゲーといっても、通常のだけでなく、特殊な異空間での闘いと二種類あって、設定はそれなりにあるようだ...