マキゾエホリック Case3:魔法少女という名の記号
作者 :あずまりょうた:東亮太
絵師 :Nino
デザイン:?
編集 :?
一年乙組。勇者に超能力者、天使に悪魔、巫女に、魔法少女、黒幕に、お嬢さまに、幼馴染み……。
様々なぶっとんだ『属性』を持った変人が一同に集うこのクラスに転校してきた『受難(マキゾエ)』属性を持つ、高浪藍子が転校早々様々な事件に翻弄されるライトノベル・ミステリです。
正直1巻の段階では、かなり読みにくかったのですが3巻まで来て、だいぶ個人的評価は上向きになりました。
わざわざ巻末に1年乙組全32人のクラス表をつけていることからわかる通り、明確に「魔法先生ネギま!」を感じさせます(パクりがどうのとかいう話ではなく、この企画が挙がった段階で誰も意識しなかったとは到底思えないため)。ネギま!は萌えと見せかけて、熱血魔法アクションへの道を突っ走っていますが、ではマギゾエホリックはどうかというと……2巻以降ライトノベル・ミステリとしてそれなりに歯車が噛み合ってきました。
1巻では、あまりにも登場人物が一気に出過ぎて、なにがなんだか全くわからないうちに話が終わってしまっている印象があるのですが、2巻以降は各キャラクターを掘り下げるエピソードなので、ミステリだと助手の役回りになっている藍子の「マキゾエ」っぷりが生きてます。果たしてクラス全員をきっちり動かせるのか?といった興味も出てきたので、追いかけてみますええ。
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マキゾエホリック Case3:
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著者:東亮太
イラスト:Nin...
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