名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レーベル別

12/12/26 - の記事

人生 第4章

タイトル:人生 第4章(小説:ガガガ文庫)
作者  :かわぎしおうぎょ:川岸殴魚
絵師  :ななせめるち
デザイン:?
編集  :?

学園で人生相談するラブコメ、第4弾。
まったくもっていつも通りのゆるさです。まあ時にはいい話っぽい雰囲気になることもなくはないですが、それはもう結果論と言うもので、基本はゆるゆる。ダウナーな話を読んだりしたあとには最適。

あ、そうそう新キャラきましたよ!

12/12/25 - の記事

猫は勘定にいれません、もちろん家にもあげません

タイトル:猫は勘定にいれません、もちろん家にもあげません (小説:一迅社文庫)
作者  :みずぐちたかふみ:水口敬文
絵師  :たろプン
デザイン:?
編集  :?

へ、へ、変態だあああああああ!!

これは強烈。ヒロインが二人いるんですがどちらもぶっちぎりに変態です。
なにしろメインヒロインは主人公の汗フェチなんだぜ?

たいていのラノベにおいては、なんだかんだいっても笑って済ませて終わる「変態」描写ですが、これはもう一線を明らかに突き抜けていて引くレベルで、しかも主人公の都合とかお構いなし。
わかりやすくいうと、人によってはめちゃくちゃ嫌う理不尽暴力ヒロイン、あれを暴力ではなく変態に置き換えたようなものなので、そういうのが駄目な人は読まないほうがいいです。

ただ、オンリーワン作品なのは間違いないので変わったものに目がない人はぜひ。

12/12/22 - の記事

デート・ア・ライブ6 美九リリィ

タイトル:デート・ア・ライブ6 美九リリィ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :つなこ
デザイン:?
編集  :?

人の世に危害を加える精霊を無力化するために、デートしてデレさせろ!がコンセプトの物語。
今回、ターゲットになる聖霊はなんと学園のアイドル!?

士道さんの女装姿、いただきました!

なお、十香の フィギュア付き限定版もあります。困ったことに、そっちの表紙は十香なんですこれが。悩ましい……

12/12/19 - の記事

黒鋼の魔紋修復士4

タイトル:黒鋼の魔紋修復士4(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

王道魔法ファンタジー。
体に魔紋を刻み、それを露出させることが魔法の発動最低条件なので露出は合法!
ファンタジーとしても、各国の国勢、出てくる武器の設定など細かい部分まで行き届いた描写が安心のシリーズ。

4巻では、隣国のハイデロータで殿下の思惑の元、戦いに加勢することに……。

12/12/18 - の記事

のうりん5

タイトル:のうりん5(小説:GA文庫)
作者  :しらとりしろう:白鳥士郎
絵師  :切符
デザイン:?
編集  :?

農業という余人に真似できそうもない題材を扱いつつも、しっかりラノベテイストに落とし込んでいるこのシリーズもいつの間にか第五弾。
いつも通り、やりたい放題にネタを飛ばし、おっぱいさんをいじりまくってますが、同時に生命倫理についてもつっこんだ描写をしてます。この辺が「のうりん」が「のうりん」である所以ですね。

今回は畜産がテーマです!

12/12/17 - の記事

黒鋼の魔紋修復士3

タイトル:黒鋼の魔紋修復士3(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

読めずに積んでる間に、なにげにこのシリーズけっこう人気出てるようで、1巻は6刷いってるそうで実にめでたいことです。

魔法の才ある神巫が、体に魔紋を刻むことによって魔法を発動して大きな力を発揮し、様々な事情で欠損する魔紋の修復のため、魔紋修復士が常に付き従っている……そんな設定で送る魔法アクションファンタジー。
ベテランだけに、世界観の描写などにはまったく不安がなく、また魔法の発動には紋章を晒していないといけないので露出度が上がる!という実に上手い設定になってます。

今回は隣国へと赴くんですが、細かいストーリーよりもヴァレリアと ディミタールの微デレが気になるところ。

12/12/14 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

異世界をオタク文化で侵略せよ!
一言でいうなら、こういう話。もうちょっと背景にはいろいろあるんですが、自宅警備員だった主人公が異世界の神聖エルダント帝国に、未知のオタク文化を普及させていこうという、まあ基本はお気楽な話。

で、そういう前フリしておいてなんですが、慎一がのっけから拉致されてしまうという……。

12/12/13 - の記事

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング

タイトル:ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング(小説:電撃文庫)
作者  :かわはられき:川原礫
絵師  :abec
デザイン:?
編集  :?

そろそろ本格的に話が動いてきました。
新章で、ある意味まっとうすぎる生活を送っていたキリト、決断の時。

それにしても清々しいまでの外道っぷりでしたね!

12/12/11 - の記事

魔法科高校の劣等生(8) 追憶編

タイトル:魔法科高校の劣等生(8) 追憶編(小説:電撃文庫)
作者  :さとうつとむ:佐島勤
絵師  :石田可奈
デザイン:?
編集  :?

全然劣等生じゃない最強系主人公が活躍する魔法アクション。細かい設定などが魅力。
今回はタイトルで追憶編とあるように、いわゆる過去編です。

三年前、とある事件をきっかけに達也と深雪の関係が大きく変化することになるのですが……。
おーけー、これがデレか。

なれる! SE8 案件防衛?ハンドブック

タイトル:なれる! SE8 案件防衛?ハンドブック(小説:電撃文庫)
作者  :なつみこうじ:夏海公司
絵師  :Ixy
デザイン:?
編集  :?

なれるSEが、スポコンに!
ついに工兵に対等なライバル登場か!?

新米SEが主人公という、風変わりなラノベ第8弾。スポコンと表現したのは、あくまで8巻から受けるイメージなんですが、これまでの巻とはちょっと趣が違うのは確かですね。
タイトルで、『防衛案件』とあるように、今回は攻めではなく守り主体なので。
別会社にすでに稼働中の案件を奪い取られるとか、社会人にとってはまさに悪夢ですよ……なんと恐ろしい。

12/12/10 - の記事

ノロワレ 人形呪詛

タイトル:ノロワレ 人形呪詛(小説:電撃文庫)
作者  :こうだがくと:甲田学人
絵師  :三日月かける
デザイン:?
編集  :?

電撃作家の中では一人異色のホラー作品を出し続ける甲田学人の新作。もちろん今回もホラーです。

地元の資産家である七屋敷の花婿は呪われていて、みんな早死にする。
そんな曰く付きの七屋敷家の娘と結婚した、真木夢人もまた常人には計り知れないなにかを抱えている……。
ざくっと説明するとそんな感じ。
もちろん文句無しにおすすめです。まあ、怖いのが駄目でさえなければですけどね!

寄生彼女サナ 3

タイトル:寄生彼女サナ 3(小説:ガガガ文庫)
作者  :すなぎいずも:砂義出雲
絵師  :瑠奈璃亜
デザイン:?
編集  :?

寄生虫のヒロインという、斬新すぎるシリーズ第三弾。

そもそもの設定が既にまともではないので、ある意味当然といえば当然かもしれませんが、物語は大変フリーダム。
学園祭でアイドル対決みたいな展開になりますが、まあまともに終わるはずもないのでした。
なにげに、けっこうシリアスな設定が入ってきましたね-。

12/12/08 - の記事

魔法少女育成計画 restart(後)

タイトル:魔法少女育成計画 restart(後)(小説:このライトノベルがすごい!文庫)
作者  :えんどうあさり:遠藤浅蜊
絵師  :マルイノ
デザイン:?
編集  :?

このシリーズは、可能なら一切事前情報をいれることなく読み始めた方が段違いのインパクトを得られますので、ぜひそうされることを推奨します。

限りある時間と資金を効率的に使うため、内容をある程度知ったうえで購入を検討したいという方だけ以降をお読みください。

んじゃ踏み込んで紹介しますからね?

12/12/07 - の記事

寄生彼女サナ 2

タイトル:寄生彼女サナ 2(小説:ガガガ文庫)
作者  :すなぎいずも:砂義出雲
絵師  :瑠奈璃亜
デザイン:?
編集  :?

これはひどい。
ただの出落ちじゃなく、さらなる超展開してるじゃないですかあ!!(褒め言葉

寄生虫のサナダ◯シ(正確にはパラシスタンスという謎の生命体ですが)をヒロインにするという暴挙をやらかした寄生彼女サナですが、出落ち感があって1冊読んで十分満足したので、2巻以降は買うだけ買ったもののずっと積んでました。が、複数の方におすすめを受けてたこともあり、2巻を手にとってみたら……
いやあ、これは予想外の展開ですね。
自分みたいに1冊で満足してた人も2巻おすすめですよ! シリーズ未読の人はいまからでもぜひ。
あと、イラストはやたらエロいです。寄生虫のくせに。

12/12/06 - の記事

魔女の絶対道徳

タイトル:魔女の絶対道徳(小説:ファミ通文庫)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

ヒロインの下ネタトーク&和物伝奇バトル。……基本的には。

定番とは微妙に軸線が違う感じなので特徴をあげてみましょう。

・ヒロイン毒舌でしゃべりまくり。あとあけすけな下ネタ多し。
・善悪よりも強者弱者の論理が表に出がち。
・日本神話や伝承が物語の下地。
・少なくとも1巻ではバトルシーンは話の中心ではない。
・描写の細かさから、おそらくモデル都市が存在すると思われるが、これがローカル色を高め、落ち着きを演出。まあそれでも隠しきれないくらいヒロインのしゃべりはひどいわけですが!

ヒロインの会話さえ忌避感なければおすすめ!

問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗

タイトル:問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗(小説:スニーカー文庫)
作者  :たつのこたろう:竜ノ湖太郎
絵師  :あまのゆう:天之有
デザイン:?
編集  :?

来年1月からのアニメ化も控えて絶好調のシリーズ。
元の世界では規格外すぎて居心地の悪い思いをしていた問題児三人が、異世界に召喚され好き放題に暴れる異能バトルファンタジー。
とにかく派手。強さの桁が段違い。あとは時空を飛び越え、虚実入り混じって英雄とか幻獣類を引っ張り出すので出てくるキャラ非常に賑やかです。

そして、『魔王連盟』がついに本格的な活動を開始。ノーネームピンチ!?

一年十組の奮闘2 ~その少女、神聖にして触れるべからず~

タイトル:一年十組の奮闘2 ~その少女、神聖にして触れるべからず~(小説:MF文庫J)
作者  :じゅうもんじあお:十文字青
絵師  :しらび
デザイン:?
編集  :?

特殊な能力者を持つ子供達が集められた学園の中でも、微妙な能力しか持たない落ちこぼれクラス一年十組。
そんな落ちこぼれ達の日常を描く、学園青春異能バトル……異能バトルというには、かなり違和感があるんですが表面的にはそうとしか説明しようがない。
基本は頭のゆるいおバカな会話のキャッチボールを楽しむ話で、そこに青春要素が加わる感じですね。
ただ、主人公の能力が近くにいる他人を和ませる、っていうのはなかなか素敵な設定。

さて。
2巻では8組のわがままお嬢様に十組振り回されます。

12/12/05 - の記事

101番目の百物語8

タイトル:101番目の百物語8(小説:MF文庫J)
作者  :さいとうけんじ:サイトウケンジ
絵師  :涼香
デザイン:?
編集  :?

感動の完結。
ハーレムエンドなんだけどすっごい納得できちゃう!

都市伝説を扱ったラノベというのは割と多いんですが、このシリーズはハーレム状況に対する圧倒的なまでの説得力がすごかったですね。前巻の引きがすごく気になるものだったので、いったいどうなることやらと思ってましたが見事な着地だったと思います。

では、以降はネタバレありで。
未読の方はご注意くださいね。

12/12/03 - の記事

ミスマルカ興国物語 エックス

タイトル:ミスマルカ興国物語 エックス(小説:スニーカー文庫)
作者  :?
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?

表紙がすべてを物語っている、と言っても構わないでしょう。
作者よ、スニーカー文庫編集部よ、よくぞやった!

まあみての通りですよ。
野郎のピン表紙、しかも裸!
さらに、このシリーズの本当におそろしいのはこれが単なる出落ちではなく、きちんと物語に関わり、シリアスな話もこなしてしまうところにあるのです。
今からでも遅くありません、ミスマルカを未読の方はぜひこの機会に林トモアキという異才に触れてみてください!

12/11/30 - の記事

盟約のリヴァイアサン

タイトル:盟約のリヴァイアサン(小説:MF文庫J)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :仁村有志
デザイン:?
編集  :?

カンピオーネ!でおなじみの作者による新シリーズ。

設定がいいですね!
ドラゴンから身を護るため、人造の〈リヴァイアサン〉によって対抗する、というのはおもしろい。
あと、女の子たちとのいちゃいちゃについては、カンピオーネで十二分に実績があることでわかるとおり、期待していいですよ!
というわけで、黒枠オススメ。

12/11/29 - の記事

ディバースワールズ・クライシス

タイトル:ディバースワールズ・クライシス(小説:MF文庫J)
作者  :くじょうせき:九條斥
絵師  :えむけー
デザイン:?
編集  :?

第8回MF文庫Jライトノベル新人賞<審査委員特別賞>受賞作。

定番ファンタジーなんだろうなと思いつつ、読みかけた時にはなんかさくさく話が進むなあ……盛り上がりも少ないし……などという感想でした。
で、なるほど納得です。

この物語の真の姿が明らかになるのは中盤になってから!
そういうことかー! いやはや、どうりでさくさく話が進むわけだ。
わりと淡白な描写なのになにげにいちゃラブしてることもプラスして、黒枠オススメです。

12/11/28 - の記事

友達からお願いします。

タイトル:友達からお願いします。(小説:MF文庫J)
作者  :しみずまりこ:清水マリコ
絵師  :熊虎たつみ
デザイン:?
編集  :?

じれったい。もどかしい。だがそれがいい。
そんな青春小説です。

清水マリコ といえば、今までMFで出てきた作品は『嘘つきはいもうとにしておく』をはじめ、現実感のないどこか奇妙で地に足のつかない物語が多かったんですが、今作は普通の学園恋愛ストーリーですね。

12/11/27 - の記事

エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で、宇宙の中心であると考えたか

タイトル:エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で、宇宙の中心であると考えたか(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :しもむらちえり:下村智恵理
絵師  :黒銀
デザイン:?
編集  :?

第11回スーパーダッシュ小説新人賞<優秀賞>受賞作。

セカイ系、というか間違いなくエヴァっぽい。
いっそ清々しいくらいのリスペクトっぷりがよくわかります。

で、肝心の中身というか読んだ印象ですが、これがなかなどうして。
ややこしい用語や、言葉の奔流のような文体など最初は読みにくさを感じましたが、すぐに気にならなくなりました。

12/11/26 - の記事

俺、ツインテールになります。2

タイトル:俺、ツインテールになります。2(小説:ガガガ文庫)
作者  :みずさわゆめ:水沢夢
絵師  :春日歩
デザイン:?
編集  :?

ツインテ愛がやばい。
人はなぜここまで一つの属性に夢中になれるのか。

ツインテールが好きで好きでたまらない少年が、世の中からツインテールを奪おうとする宇宙人からツインテールを守るため、テイルレッドに変身して戦うという、TS魔法少女的な物語。てっきり1巻完結かと思っていたら……つづいてしまいました。
相変わらずフリーダムにツインテ愛を叫んでます。

12/11/25 - の記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6

タイトル:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (小説:ガガガ文庫)
作者  :わたりわたる:渡航
絵師  :ぽんかん(8)
デザイン:?
編集  :?

まさか青春ラブコメ読んでてぞくっとさせられるとは……。
甘々いちゃコラとはちがいますが、主人公の八幡の行動に泣けた!
お前は漢だよ! やり方は不器用だけどほんものの漢だ!

というわけで……
「奉仕部」に強制的に入れられたぼっち属性の主人公・八幡たちが繰り広げる青春ラブコメ、改めておすすめしておきます。
すごい文化祭描写でした。

12/11/21 - の記事

聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉

タイトル:聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉(小説:GA文庫)
作者  :あわむらあかみつ:あわむら赤光
絵師  :refeia
デザイン:?
編集  :?

前世の記憶と能力を持った救世主、というのはバトルアクションでは定番中の定番ですが、『だったら前世を二つ持つ救世主とか最強じゃね?』という、おおむねそんな発想から生まれたのが今作です。

主人公最強系の中でも、最強に目覚めるタイプですね。
その上前世がふたつあるから、前世から強い絆で結ばれたヒロインが二人いても何もおかしくない!
うまいことやりやがって……(褒め言葉

12/11/20 - の記事

ハンドレッド-ヴァリアント覚醒-

タイトル:ハンドレッド-ヴァリアント覚醒- (小説:GA文庫)
作者  :みさきじゅん:箕崎准
絵師  :大熊猫介
デザイン:?
編集  :?

バトルスーツに身を包んで敵と戦う、学園バトルアクションです。
いろんな意味で頭に焼き付いてる関係で、「IS」という言葉が頭をよぎるのも無理ないかと思いますが、ハーレム系ラブコメ+アクションというタイプが好きなら外さないので安心してお買い求めください。
ぶっちゃけていうと、実にあざとい! あざといんですが……上手いですねえ。
主人公に一本芯が通っているのがいいですね。

12/11/14 - の記事

五線譜なんて飾りですっ!

タイトル:五線譜なんて飾りですっ! (小説:電撃文庫)
作者  :いっしきぎんが:一色銀河
絵師  :wingheart
デザイン:?
編集  :?

一色銀河の新作ですよ!

部活もの。アニソン「限定」の天才的なトランペッター少女がヒロインの、吹奏楽部が舞台のお話です。
ラブコメや、演奏中の描写などはさすがの一言。迫真のパワーが伝わってくるようです。
ただ……吹奏楽とは思わない方がいいでしょう。軽音と思って読んだ方が違和感がないはずです

12/11/13 - の記事

独創短編シリーズ 野崎まど劇場

タイトル:独創短編シリーズ 野崎まど劇場(小説:電撃文庫)
作者  :のざきまど:野崎まど
絵師  :もりいしづき:森井しづき
デザイン:?
編集  :?

こ れ は ひ ど い!(褒め言葉です

赤枠オススメしてますが、傑作というよりも怪作という意味でのおすすめです。ただ、ある意味話題沸騰なのは間違いないので一度は目を通しておきたいところですね!
電撃文庫MAGAGINEに連載されていたものに、ボツ作や書き下ろしを加えての短編集。とにかくフリーダム。どれくらいフリーダムかは一番最初に載ってる短編をほんの数ページ読めば理解できます。
いやはや、やってくれるよ!

12/11/12 - の記事

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

タイトル:ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII(小説:電撃文庫)
作者  :うの:宇野朴人
絵師  :さんば挿
デザイン:?
編集  :?

あんまり新シリーズの2巻目は赤枠オススメしませんが、これはものすごく周りにすすめたかったので改めて赤枠オススメ。

本格ファンタジー戦記もの。出世に興味がなく、怠けることと女漁りが趣味の少年が周りの状況から戦うことを余儀なくされ、その知略を持って混沌とする帝国と他勢力の間の戦争を生き抜くという物語ですが……

きちんと『戦争』を書いています。理不尽な暴力や、容赦なく襲う死。
あと、群像劇ではないので似ているわけではないんですが、きっと銀河英雄伝説スキーの琴線に触れるものがあると思いますので、ぜひぜひ手にとってみてください! 今ならまだ2巻、余裕で追いつけます!

さて、2巻では帝国内の不穏分子との激突です。