名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レーベル別

06/03/30 - の記事

本日の名台詞

「泣いても、いいよ」
「でも、目をつぶって泣いちゃいけない。どんなときでも目を開けていて。それが、きっといつかあなたを助ける。シャーロット」


タイトル:カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :カーリーガード=アリソン (35 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)は、一言で言うならハウス名作劇場です。
これは表面的な雰囲気だけではなく、もっと深い作品の本質としてそうなのです。
第二次大戦前、英国領であるインド内のイギリス人居留地を舞台に、大使の娘として一緒にやってきた少女・シャーロットが直面する数々の出来事を綴ります。
●ラブ。とにかくラブ。
●ヴィクトリアンな話
●女子校寄宿舎
●真夜中のお茶会
この手のキーワードに触れる方は、速攻手を出すのが正解。

カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~

タイトル:カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

参考:
音楽つき特製flash
公式サイト内の特集記事

06/03/29 - の記事

影・光(シャドウ・ライト)—英国編

タイトル:影・光(シャドウ・ライト)—英国編(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かげなあさみ:影名浅海
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

魔法ものですが、白状すると1巻は姉弟の(健全)ラブラブバカップル(間違い)な様子ばかり記憶に残ってます。2巻ではお姉ちゃんは挿絵なし、日本に居残りで脇役のはず……なんですが、とりあえずブラコンお姉ちゃん万歳!ということで。いや、弟もたいがいシスコンですが。鈍いけど。……しまった、全然説明になってない!

なんか知りませんが妙にうちのアフィリエイトで売れてます。よほど健全なのに双子の姉弟ラブラブっていうのはツボに来るんでしょうか。……来るけどさ!

06/03/28 - の記事

アストロ!乙女塾!—僕は生徒会長に恋をする

タイトル:アストロ!乙女塾!—僕は生徒会長に恋をする(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ほんだとおる:本田透
絵師  :うろたん
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/03/25 - の記事

空ノ鐘の響く惑星で〈10〉

タイトル:空ノ鐘の響く惑星で〈10〉(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :いわさきみなこ:岩崎美奈子
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

06/03/24 - の記事

侵略する少女と嘘の庭

タイトル:侵略する少女と嘘の庭(小説:MF文庫J)
作者  :しみずまりこ:清水マリコ
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?

嘘シリーズの魅力の一端は、おとぎ話的な感覚にあります。
この巻では比較的不思議要素は弱めになっていますが、やっぱり健在。

06/03/22 - の記事

カレとカノジョと召喚魔法〈6〉

タイトル:カレとカノジョと召喚魔法〈6〉(小説:電撃文庫)
作者  :こうづきつかさ:上月司
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

06/03/20 - の記事

とらドラ!

タイトル:とらドラ!(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?

黙っていれば小さくてかわいい美少女、しかしその腕力は机もぶん投げ、困った時は実力行使。
ついたあだ名は手乗りタイガー!
そんな手乗りタイガーと関わってしまった主人公と、手乗りタイガーのなんともややこしいラブコメ模様です。

あらすじは説明しないのでとにかく読みましょう。
最初から最後までノンストップで突っ走る暴走ラブコメです。おすすめ。

06/03/19 - の記事

ブラック・ラグーン 5 (5)

タイトル:ブラック・ラグーン 5 (5)(コミック:サンデーGXコミックス)
作者  :ひろえれい:広江礼威
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

06/03/18 - の記事

リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉

タイトル:リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉(小説:電撃文庫)
作者  :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師  :黒星紅白
デザイン:?
編集  :?

アリソンシリーズの続編になりますが、少年少女の冒険活劇として実に基本に忠実で素直におもしろいです。人を選ばずにおすすめできます。私みたいな読み専門の人間はもちろんですが、小説家を志す人にとっても、細かいちょっとした伏線(あるいは小ネタ)を張っておき、ひょいとさりげなく回収していく様などは参考になる部分も多いかと。

06/03/17 - の記事

“骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡〈1〉

タイトル:“骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡〈1〉(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :ごだいゆう:五代ゆう
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

傑作です。ファンタジー読みなら……読め。いいから読め。なおイラストレーターが弘司さんから宮城さんに変更になってます。

06/03/15 - の記事

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉

タイトル:ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉(小説:電撃文庫)
作者  :こんどうのぶよし:近藤信義
絵師  :えびね
デザイン:?
編集  :?

第2部完。ファンタジー系の戦記ものが好きな人なら外しませんので手を出しても大丈夫です。新人さんなのに、いきなり長期前提のようなストーリー展開で最初はどうなることかと思っていたんですが、そんな心配は何のその、後とは第三部を残すのみとなりましたね。

06/03/11 - の記事

彼女は帰星子女〈2〉

タイトル:彼女は帰星子女〈2〉(小説:電撃文庫)
作者  :うえのゆう:上野遊
絵師  :あかざ
デザイン:?
編集  :?

星々を放浪してきた異星種族<トリオン>、徐々に地球に浸透する政策の一環として、地球人の血も引く少女・絹が地上に降りて、文化の違いなどに突き当たりながら地上の暮らしに溶け込もうとする話。……なのですが、実際の展開などは基本的に地味め。でも割とじんわり来ます。1巻の時はそんなに思わなかったけど、2巻であーいいなあ……と思いました。差別とかホームシック、そういったものと向き合う話です。SFなんてただのおまけです

空ノ鐘の響く惑星で

タイトル:空ノ鐘の響く惑星で(小説:電撃文庫)
作者  :わたせそういちろう:渡瀬草一郎
絵師  :いわさきみなこ:岩崎美奈子
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇

タイトル:アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇(小説:スニーカー文庫)
作者  :たかみかずゆき:鷹見一幸
絵師  :chiyoko
デザイン:?
編集  :?

終わった……終わってしまった。としか言いようがないです。
シリーズが始まった頃には全く予想もしなかった着地となりましたが、ある意味すべて収まるべき所に収まった終わり方だと思います。長らく楽しませてもらいました。
おつかれさまでした。

06/03/10 - の記事

アンリミテッド・ウィングス(2)

タイトル:アンリミテッド・ウィングス(2)(コミック:カドカワコミックスドラゴンJr)
作者  :まつだみき:松田未来、ふじもりあつし:藤森篤
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

06/03/09 - の記事

ガジェット・ポップ~蒸気帝国騒動記~

タイトル:ガジェット・ポップ~蒸気帝国騒動記~(小説:GA文庫)
作者  :かわさきやすひろ:川崎康宏
絵師  :友紀克彦
デザイン:?
編集  :?

川崎康宏いつものノリです。スチームパンクでアメリカンなコメディ。激しく人を選ぶことは確実ですが、でもおすすめしときます。なお、イラストについていろいろ思ってましたが、絵師さんのサイトに実際に行ってみて考えが変わりました。これは相性が悪すぎだったんでしょう……。なお、巻末にメカ設定ついてます。

06/03/07 - の記事

お・り・が・み 光の徒

タイトル:お・り・が・み 光の徒(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:LIGHTNING
編集  :?

大風呂敷が圧巻のこのシリーズ。
売り上げはともかく、ネット上ではあんまり評判が聞こえてきませんがかなりお気に入りです。

この巻では物語がクライマックスに向けて収束してきているのでシリアス度が強まっています。もうかなり驚愕の展開になってますが、ここに来てまだ「うーん」と思わずうなってしまうような萌える展開がてんこ盛り。
おすすめです。

円環少女 (2) 煉獄の虚神(上)

タイトル:円環少女 (2) 煉獄の虚神(上)(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

三千を数える魔法世界のうち、唯一魔法という概念を持たない「地獄」である地球を舞台に、魔法使いその他の思惑がぶつかり合うファンタジーアクション。魔法を認識しない地球人が観測すると魔法が消滅するという設定がおもしろいです。
相変わらずメイゼルの嗜虐癖は健在でした(笑)。戦闘シーンも正しく趣味に走ってます(褒めてます)。あと、おまけとして今回は巻末に設定資料集がついているので「どうもこの設定はよくわからん!」という際のヘルプにお使いください

06/03/06 - の記事

荒野の恋 第二部 bump of love

タイトル:荒野の恋 第二部 bump of love(小説:ファミ通文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :ミギー
デザイン:?
編集  :?

神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション(ゲーム:ocelot)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

GA文庫から先日発売された榊一郎さんの神曲奏界ポリフォニカ→bk1→amazon。もともとキネティックノベルとしてPC上での展開があったわけですが、web上限定だったものがパッケージとして店頭でも発売されることになった模様です。プロローグ+第1話+第2話+サウンドトラックで税込2940円。当然ですが、しゃべります。

ヴァンパイア十字界 6 (6)

タイトル:ヴァンパイア十字界 6 (6)(コミック:ガンガンコミックス)
作者  :しろだいらきょう:城平京
絵師  :木村有里
デザイン:?
編集  :?

もともと通常のヒロインの位置にあたるキャラが不在なこともありますが、もはや完全にブリジットがヒロインと化してます。いや好きだからいいんですけどね? 吸血鬼ものなんてみんなワンパターンだからおもしろくない、と言ってる人にこそまっさきに読んで欲しいです。その際は3巻まで必ず読むように。

06/03/05 - の記事

銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago 

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago (小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

今回も外伝的。
桜野タズサのライバルである、至藤響子とドミニク・ミラーの2人が主役です。この二人の、タズサという人間に対する考え方の違いが面白いと思いましたが……それよりなにより、今回はこれでもか!というくらいにフィギュアスケートシーンがてんこ盛りです。
タズサが主役でない、という寂しさはありますがこれだけ熱いスケートシーンを次々見せられるとやっぱり燃えますね。……次の巻ではそろさろタズサは主役に返

銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.5〉ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

スポ根フィギュアスケート小説第5弾、今回も外伝的な位置づけです。
ジュニアのチャンプで、世間のマスコミ人気がタズサとは違って圧倒的に高いキャンディが主役の話。
彼女が、あこがれとも言えるタズサと知り合い、やがては考え方の違いが生じ……。
そうですね、今回のもっとも見るべき部分は、「アスリートの冷たい部分」かもしれません。そもそもスポ根小説そのものが希少価値なので、比較する対象もないのですが、こういう冷徹な部分を描写しているのがすごいと思いました

銀盤カレイドスコープ (Vol.4) リトル・プログラム:Big sister but sister

タイトル:銀盤カレイドスコープ (Vol.4) リトル・プログラム:Big sister but sister(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

フィギュアスケートを題材にした燃えるスポ根小説です。イラストに惹かれて購入する分にはどれだけ騙されてくれてもいっこうに構わないのですが、イラストで引いて本来ならこれを好みそうな層が未読であるといけないのでスケートシーンは必見!と何十回でも声を張り上げておきます。
それから以下は4巻に関するネタバレ紹介。

銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

えーと、今この紹介文を書いてる時点では既に6巻まで読み終えた後です。

という前置きしてから書きますが、正直3巻が出た時は「ええっ、あんなにきれいに終わってたのにほんとに続き出るの!?」と思ってました。
そういう意味で、もはや誰もが文句つけようのないビッグ4の一角に躍り出て活躍中のタズサがペアに転向するという、そのお話は「よくぞまとめてきたなあ……」という感慨です。
私の場合は半ば信者化しているので(笑)、さっ引いて考えてもらう必要があるかもしれませんね。冷静に単独で評価した場合、3巻はちょっと中休み的な感じかも?

06/03/04 - の記事

白い花の舞い散る時間

タイトル:白い花の舞い散る時間(小説:コバルト文庫)
作者  :ともぎりなつ:友桐夏
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:おおしまあむ:大島亜夢
編集  :?

一言で言うなら、
読め。いいから読め。

この本読むには本来余計な事前情報はできるだけ入れない方がよいのです。しかし、それで購入にまで踏み切れる人は少数派でしょうから、とりあえずあえて後から感想を挙げている安眠練炭さんの感想(そのリンク先はできれば読まずに)をチェックし、気になるようならうたたねこさんの感想をチェック、どうにもコバルトに突撃する決断がつかないようなら……以下ネタバレフィールド展開。

春待ちの姫君たち

タイトル:春待ちの姫君たち(小説:コバルト文庫)
作者  :ともぎりなつ:友桐夏
絵師  :みなかみかおり:水上カオリ
デザイン:おおしまあむ:大島亜夢
編集  :?

春待ちの姫君たちは、リリカル・ミステリー第二弾。
ただし前作である白い花の舞い散る時間 とは人物舞台とも全く別なので、いきなりこちらから読んでも大丈夫です。できれば私としては2作とも読んでいただきたいところですが……。
親友と内気ながらも楽しい学校生活を送る少女・赤音。そんな彼女の平穏をある日、クラスの中心的存在である少女・舞が……やはりミステリと冠されているからにはあんまり余計なこと言うとネタバレになりそうなので、これ以上は説明しません。ただ、ミステリとしてでなく青春小説としてもよかった、とだけ。思春期特有の今にも壊れそうな危ういバランスで成り立つ感情がうまく表れていたと思います。おすすめ。作家買いしてほいいくらいおすすめ。それと、絵師の

06/03/03 - の記事

ランブリング・カレイド <星穹の女帝>戦

タイトル:ランブリング・カレイド <星穹の女帝>戦(小説:ファミ通文庫)
作者  :たかせかなた:高瀬彼方、くろがねあくせる:黒鉄アクセル
絵師  :日吉丸晃
デザイン:?
編集  :?

ディバイデッド・フロントやカラミティナイトなど、知っている人は知っている、良作を書いてくれる作家さんなのですが、筆が、筆がとにかく遅い!高瀬彼方という作家さんがいます。
ライトノベル板では、高瀬時空なる用語?まで誕生する始末。ぶっちゃけ、1月完成予定の原稿が完成しないとき、世間では例え3月になっていようとも、高瀬時空の中では1月80日とかなのです……。
とまあ、ファン泣かせな高瀬彼方さんですが、ご本人にも自覚があったのか今回原案という形で作品を世に送り出してきました。

06/03/02 - の記事

だめあね☆ へいらっしゃいませ、ご主人様!

タイトル:だめあね☆ へいらっしゃいませ、ご主人様!(小説:ファミ通文庫)
作者  :かさいしんや:葛西伸哉
絵師  :うなじ
デザイン:?
編集  :?

突飛なことは色々思い付くけど何も考えてないとしか思えない、無軌道な駄目姉に周りが振り回されるコメディ。可もなく不可もなく。あ、メイド出ます。ただし、いろいろと「アレ」ではありますが。