名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/03/27 - の記事

トップをねらえ!NeXT GENERATION 下

タイトル:トップをねらえ!NeXT GENERATION 下(コミック:メディアワークス)
作者  :そうまりゅうや:そうま竜也
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

その昔、コンプティークに連載していてでもとうとうコミックにはならなかった、「トップをねらえ!」でノリコたちトップ部隊が銀河中心へ旅立ってから数百年後の世界の話。なにより未完だったはずなので、それに決着がつくだけでもめでたいことです。

07/03/26 - の記事

本日の名台詞

「黒園……黒園、がんばってね」
「あん?」
「わたし、応援するし……」
何事もなかった木曜日に下校するみたいな足どりである。
「黒園……黒園、黒園……ねぇねぇ、黒園」
「なんだよ、聞こえてるってば」
「ほんとにがんばって、わたし黒園の味方だよ。損得勘定とかじゃなくて、仲間……」
「ウソつけ、自分の命がかかってるからじゃん」
談笑しながら、彼女たちは下校していく。
「黒園、わたしたち、仲間?」
「あぁ、仲間だ」
「でも……二人だけの秘密にしようね? ひとには、ナイショだよ? 絶対ナイショね?」
「あたしの仲間だと恥ずかしいのかよ、嫌なのか!」
不思議なことに、淀んでいるはずの空気や、工場からの騒音は、どこか遠い。
黒園葵が現われると、劇場の照明が落ちたようにムードが変わる。けしてそれは厳粛なものではなく、「ありふれてしまえ」とこの世のすべてを笑うように……。
黒園が笑えば、何もかもが、ありふれる。


タイトル:アリフレロ―キス・神話・Good by(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :なかむらくろう:中村九郎
絵師  :むらたたいち
デザイン:?
編集  :?
キャラ :小桜冬羽&黒園葵 (97 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ごきげんよう。
アリフレロ布教委員会の会員・極楽トンボです(嘘)。
ともあれ、アリフレロです。激しくおすすめ中。感想についての責任はとれないけどおすすめ中。
ストーリーそのものはビリヤードのルールをなぞらえて神話を見ていくというかまあちゃんとわかるようになっているので、むしろわかりにくいのは構成かな。しかしそういうわかりにくさを越えて、ライトノベルとしてのノリも一級品だし、特にエンディングなんかはかなり泣かせる傑作です。せっかくだから、ぜひあなたも騙されたと思って一読してみてください。

07/03/25 - の記事

アリフレロ―キス・神話・Good by

タイトル:アリフレロ―キス・神話・Good by(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :なかむらくろう:中村九郎
絵師  :むらたたいち
デザイン:?
編集  :?

「黒白キューピッド」「ロクメンダイス、」と、あまりにも個性的すぎる作品を世に送り出した中村九郎作品に新たな一ページが。
はじめにいっておきますが、あいかわらずすごい勢いでかっとばしてます。”数ページ試しに読んでみる”などという消極的な姿勢だと、速攻で挫折する可能性がありますので、きっちりと確保した上で気合いを入れて読みましょう。
はっきりいって1度や2度読んだくらいでは、物語の構造やキャラクターの関係をまともに把握することは困難です。(実は私もよくわかってません)
そのため、わかりやすい作品を読みたい方は手を出さないほうが賢明です。100%大火傷しますから。
しかしありふれた王道・定型のライトノベルには物足りないものを感じている方、とにかくなんでもいいから変わったものを読みたい方は必読。意味不明ながらも、強烈な印象を残してくれることでしょう。
個人的には強烈におすすめ。一読の価値はあります。ただし、どういう感想になっても責任はとらんのでそのつもりで。

07/03/24 - の記事

本日の名台詞

「奴の狙いは私だ。君は逃げろ、リュカ」
「馬鹿言うな、んなフラフラな足で戦えるかよ。俺が前に出るほうがいくらかマシだ」
「レオネルの時とは違う。君には戦う理由が――」
「それともアレか、君は俺のことを、こんな状況でハイ分かりました逃げますサヨウナラとか言える奴だとでも思ってるわけか? だとしたらブン殴るぞ、マジで」
「――そうだな。君は、そういう男だ」


タイトル:銀月のソルトレージュ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かれのあきら:枯野瑛
絵師  :得能正太郎
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ジネット&リュカ・エルモント (258 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

最近読んだファンタジーの中では、かなり良質の部類に入るファンタジーです。
最強の魔法書<ソルトレージュ(ひとつめの嘘)>が絡むにふさわしく、物語も鮮やかな嘘にすっかり騙されたりと、謎をたくさん盛り込みつつ、萌えな部分にもしっかり対応してます(笑)

さてそれでは台詞解説。
まあいわゆるピンチに陥って「先に逃げろ」「そういうわけにはいかない」という言わば定番のやりとりと言えます。

パラケルスの娘 6

タイトル:パラケルスの娘 6(小説:MF文庫J)
作者  :ごだいゆう:五代ゆう
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

19世紀のロンドン。
跡継ぎとして才能がなかったということで、名目は修行であるものの半ば排斥されるに近い形でロンドンの錬金術師の元に送られた跡部家の長男・遼太郎。
その錬金術師・クリスティーナは能力はすごいものを持っているけれど、とにかく変わっていて、遼太郎は修行などどこへやら従僕として掃除洗濯などにこきつかわれるこに……。
さすがベテラン、筆力のあるそして適度に笑いもあるファンタジーです。偏った作風ではないので、だれにでもおすすめできる良作。
今回は短編集です。

ネクラ少女は黒魔法で恋をする4

タイトル:ネクラ少女は黒魔法で恋をする4(小説:MF文庫J)
作者  :くまがいまさと:熊谷雅人
絵師  :えれっと
デザイン:?
編集  :?

タイトルそのまま、黒魔法に傾倒したオカルト少女がネクラ少女が、本当に黒魔法に関わる出来事に関わったのをきっかけに少しずつ変わっていくお話。
今回は短編集です。
そういやライトノベルにおける短編集って、作品の人気のバロメーターとして機能するような気がしてきました。たぶん、短編集があるかないかでデータをまとめてみるとおもしろいこともわかってくるかも……ってすいません脱線しました。やってはみたいけど、今そんな暇なないし(汗
一人称での心情描写やちょっとした表現が相変わらず冴えてます。

新本格魔法少女りすか3

タイトル:新本格魔法少女りすか3(小説:講談社ノベルス)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :西村キヌ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

07/03/23 - の記事

本日の名台詞

「うまいか? よかったな。生きているというのは、ただそれだけで素晴らしいことなのだぞ。だからおまえも、そんな元気のない顔をするな」
「見てみろ綺麗だろう? ここから見える景色は、わたしのお気に入りなのだ。知ってたか? お金がなくても、綺麗な景色はいくらでもただで見られるのだぞ」
「パンもわたしは二日か三日に一度しか食べられないが、お腹が空いている分、同じ一口でも人よりも美味しく食べられる。いまのおまえだってそうだろう? だからわたしたちは、得をしているのだ」


タイトル:000のエレナ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :くさかひろふみ:日下弘文
絵師  :克優希
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エレナ (76 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

とにかくひたすらヒロインが素直で健気で、思わず側にいたら頭をなでてやりたくなるような、そんなファンタジーです。

さてさて台詞解説です。
自分自身もろくに食べられず、やっとのことで手に入れた食糧なのですが、腹をすかせた子猫にあっさり譲ってしまい、子猫相手に語っている場面。まったくの飾り気のない本心からの言葉なのが泣かせます。
まぶしい、まぶしすぎるっ!

銀月のソルトレージュ 2

タイトル:銀月のソルトレージュ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かれのあきら:枯野瑛
絵師  :得能正太郎
デザイン:?
編集  :?

力のある魔法書にそれ自身の意思が宿り、焼き捨てられることを拒否して人に憑依、かくて憑依された人物は不死者となって強大な魔法を行使する……大枠の設定はこんな感じで、その大事に主人公がいつしか巻き込まれていくファンタジーです。
今月いくつか富士見ファンタジアから出ているファンタジーを読んだわけですが……
個人的にはこのシリーズ(といっても2巻ですが)、一番おもしろいですね。物語も意外性があるし、ただ意外性だけというわけでもない。
主人公のリュカはかなり大変なことになってますが……
これ、いったいどうなっちゃうんでしょうね(汗
これ以上のサプライズはもうないはず、と思いつつまだなんかいろいろ騙されているような気がするあたり、それだけ作品に惹きつける力があります。

フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ

タイトル:フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :四季童子
デザイン:?
編集  :?

もはや説明不要なロボットアクション。
ミスリルの傭兵で、育った環境のせいもありひたすら無骨で気がきかないけれど腕は確かな少年・相良宗介と、宗介の護衛相手で勝気な少女・千鳥かなめのボーイミーツがールな物語。
さすがにこの巻で既刊は19巻を数えるので、今から新たにシリーズに手を出すのは厳しいかも知れませんが、それだけの価値があるシリーズなのは保証します。この人気は伊達じゃないのです。

日曜日のアイスクリームが溶けるまで

タイトル:日曜日のアイスクリームが溶けるまで(小説)
作者  :しみずまりこ:清水マリコ
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

清水マリコ初の文芸進出作品。作者のファンはけっこう多いはずなので、チェックをお忘れ無く。

07/03/22 - の記事

000のエレナ

タイトル:000のエレナ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :くさかひろふみ:日下弘文
絵師  :克優希
デザイン:?
編集  :?

ヒロインのあまりの健気さに泣いた。
正直ストーリーのどうこうよりも、それがものすごく印象に残ります。
思いっきり物語としては続編前提で、(売れれば)長く続きそうな気配もありますが
ひどい扱いを怒るでもなくそんな相手の幸せを願ってやり、夕陽をみて目を輝かせる。
そんな彼女のひたむきさに惚れたのでおすすめ(笑)

07/03/21 - の記事

ガガガ文庫とルルル文庫 5月にライトノベル市場参入

ガガガ文庫とルルル文庫 5月にライトノベル市場参入(3月21日号 記事 全国書店新聞)

全国書店新聞の3月21日の記事によると既に先日第一回小学館ライトノベル大賞の結果発表のあったガガガ文庫、21日に第一回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門の発表のあったルルル文庫が共に5月24日付で創刊されます。
各レーベルとも、創刊点数は10点ずつ。

本日の名台詞

『男の子はね、理由もなく泣いたらダメなのよ』
『涙を流すってのはね、自分の感情を漏らすってことなのよ。ピーピーよく泣いていたら、涙の価値が下がるわ。それはつまり、自分の価値まで下がっちゃうってこと。だからあんまり泣くものじゃないわ』


タイトル:ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?
キャラ :? (187 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ネタバレになるので発言者を?としました。ごめんなさい。

内容はオーソッドックスなファンタジー。(主人公は普通の高校生ですが)魔術師同士が最強の座を賭けて争うバトルアクションです。日常シーンがなかなかノリよく楽しめました。

それでは台詞解説。
主人公がまだ小さかった頃にいじめられて泣いていたとき、手を差し伸べてくれた少女の記憶です。

ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者

タイトル:ぼくと彼女に降る夜―ナイトサクセサー~夜を継ぐ者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

目立たないことを信条として日々を暮らしていた高校生の少年・騎士(ナイト)。だが、ある日街角で行われている魔術師同士の戦闘を目にしたことから、非日常へと関わることに。危うく殺されるところを魔術士の少女・ヨルに助けられ、そして魔術師同士が最強を座を勝ち取るために争う《魔宴》の存在を知ることに……。
ストーリーそのものはオーソドックスな現代ファンタジーですが、面白く読めました。そもそもイラストの段階で割と敗北していたわけですが(笑)

2007年3月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

さて、今月の注目するべき新刊ですが……知る人ぞ知るあの人・中村九郎が帰ってきたーっ!!
というわけで、「アリフレロ キス・神話・Good by」に注目です。
「フレイアになりたい」も完結編が登場。よくぞイラストを勝ち取ってきましたね(爆)

テイルズ オブ ザ テンペスト 輝きの章 金月龍之介
円卓生徒会2 本田透
魂振の練習曲 北沢大輔
フレイアになりたい2 ハーデスが泣いている 岡崎裕信
アリフレロ 

07/03/20 - の記事

本日の名台詞

「無知は罪だけれど、馬鹿は罪じゃないものね。馬鹿は罪じゃなくて、罰だもの。私のように前世でしっかりと徳を積んでおけば、そんなことにはならなかったのに、阿良々木くんは可哀想よね。寒さに凍えるキリギリスを見つめるアリの気持ちが、今、まざまざと実感できるわ。この私に虫けらの気持ちを体感させるとは、阿良々木くんも大したものね」
「…………」
我慢しろ……。
この件に関しては、反論はただ傷口を広げるだけだ……。
「いっそ死んでしまえば、楽になるのに。キリギリスだって死骸になれば、貴重な栄養源として、アリに食べてもらえるんだから」
「お前と次に会う場所は法廷だな!」
我慢できなかった。


タイトル:化物語(上)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :戦場ヶ原ひたぎ&阿良々木暦 (287 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

一応は伝奇系の物語なんですが、はっきり言ってストーリーのことは気にする必要はありません。
とにかくキャラクター同士の掛け合い、これに尽きます。講談社BOXは本の単価が高い上、この化物語は上下巻構成になっていますが、これにはそれだけの対価を支払うだけの価値はありますね。
いやもう公共の場所で読むのが危険なくらいの破壊力です。

それでは台詞解説。
晴れて恋人同士となったひたぎと暦。赤点だらけの暦のために、優等生のひたぎは勉強を教えてくれることになったのですが……もう言いたい放題

2007年3月 の新刊情報 MF文庫J

今回は続編ものばかりですが、あえて一冊だけ上げるなら「パラケルススの娘」は、今回かなり嬉しい?事態になっているようで……

神様のおきにいり4 ねこまたの巻 内山靖二郎
けんぷファー (3) 築地俊彦
サクラ上等。 三浦勇雄
ネクラ少女は黒魔法で恋をする4 熊谷雅人
パラケルススの娘6 薔薇と小鳥たちの輪舞曲 五代ゆう

07/03/19 - の記事

本日の名台詞

「ぼくの艦長(マノワス)は決まっているんです。
たぶん、そんなに無能じゃないと思いますよ」
「そりゃ、よかった。ということはおれの艦長も決まっているってことか?」
「ええ。
彼女が約束を忘れていなければ、ですけど」


タイトル:星界の断章 2(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :もりおかひろゆき:森岡浩之
絵師  :赤井孝美
デザイン:?
編集  :?
キャラ :リン・ジント&ティルース (73 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

言語体系に至るまで徹底的に作り込まれた世界観が魅力でありながら、ボーイミーツガールなストーリーを持ち込んだために作品に入りこみやすいSF・星界の紋章シリーズの短編集です。12篇あるので、主要キャラはほぼすべて何らかのエピソードで登場します。

さて、台詞解説。
すでに本編を読まれている方にはおなじみ、ラフィールとジントはこの短編の過去にある約束をしているのですが、その約束に関わるエピソード。こういうちょっとした話から、いかにジントがラフィールのことを大事に思っているのかが分かろうという物です。実際に結果がどうなったのかは……星界の戦旗参照のこと。改めて読み直すとなんだか感慨深いものがありますよー。

神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック(小説:GA文庫)
作者  :おおさこじゅんいち:大迫純一
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

完全にポリフォニカシリーズの中でミステリ担当という位置づけになっているポリ黒。
今回は新キャラが出てきます。どうやら今後のストーリーにも関わってきそうな感じですが……。
マナガはあのなりでもマティアのこととなると、てんで耐性がないのが判明して微笑ましいことですええ本当に。

同一世界観でストーリーが展開していながら、全く違う作風を楽しめるのがシェアードワールドの強みですね。ライトノベルでは、こういった大々的なシェアードワールド展開が今までなかったのですが(ソードワールドは立ち位置が特殊なためあえて除外して考えています)、ポリフォニカシリーズの成功をきっかけにして、今後同様のシステムで追随してくるものが出てくるかもしれないとその辺も楽しみにしています。

ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー

タイトル:ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :あらいてる:新井輝
絵師  :さっち
デザイン:?
編集  :?

すっかり読むのが遅くなってしまいましたが……相変わらずいい雰囲気なROOMの短編集です。
さて、とりあえずシリーズそのものの紹介をしておくことにしましょう。
よくこのシリーズは「えっちである」ことが引き合いに出されますが、その実体は同じくえろえろで知られる「かのこん」とは、かなり異なります。

神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版(ゲーム:ocelot)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

『神曲奏界ポリフォニカ1&2話BOXエディション』の続編かつ完結編。
初回特典は榊一郎氏による書下ろし短編小説やポリフォニカ大辞典などを収録した小冊子を同梱。

神曲奏界ポリフォニカ 特典 特製ブックレット付き

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ 特典 特製ブックレット付き(ゲーム:PROTOTYPE)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

アニメ化を機に、PC版を買わねば買わねばとずっと思っていたところ、PS2版が発売されるのを今さら知りました(汗
フルボイス。PC版の『神曲奏界ポリフォニカ 1&2話BOXエディション』と内容は一緒のようですが、この辺はお好み次第?
私はせっかくだから小冊子目当てでこっちを購入してみます(笑)

参考:プロトタイプのポリフォニカ紹介ページ

07/03/18 - の記事

廃墟ホテルへようこそ。

タイトル:廃墟ホテルへようこそ。(小説:GA文庫)
作者  :まつどのりお:松殿理央
絵師  :がんぽん
デザイン:?
編集  :?

天然なのに小悪魔的な少女きゃろるの「人外癒し」コメディです。
ちょっとばかしわかりにくいですが、癒し系の物語と言うより、癒すという行為そのものがコメディになっているのでその辺ご注意ください。

07/03/17 - の記事

2007年3月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

なんといっても注目はフルメタの新刊でしょう。銀月のソルトレージュの2巻や、新作も登場しているのでこれも気になるところ。

000のエレナ 日下弘文
フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ 賀東招二
ぼくと彼女に降る夜 ナイトサクセサー~夜を継ぐ者 八街歩
とりあえず伝説の勇者の伝説 (10) 気力のダウンロード 鏡貴也
銀月のソルトレージュ2 金狼の住処 枯野瑛
風の聖痕 Ignition 3 煉くんの受難 山門敬弘
烙印よ、絆を宿せ

07/03/16 - の記事

本日の名台詞

「イエス、マスター」
「罠を張って待ち伏せ、策に嵌めて陥れましょう。罠を張られても笑って躱し、策に嵌められても足掻いて抜け出しましょう。たとえ向こうが真でこちらが偽でも、そんなことは私たちの現実には関係ありません。私と貴方と偽の世界たちは現実なんかには負けません。
故に全員総出で全身全霊で、私たちの敵を、完全無欠に容赦なく……」
「ぶっ殺してやりましょう、私の恋人(マイマスター)」


タイトル:レジンキャストミルク 6(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :城島硝子 (310 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ささーっと台詞解説だけいきます。

お前なんかにせものだ!と言われて落ち込んだものの、周りにも助けられて復活した主人公。その傍らに寄り添う、恋人にしてパートナーにして、戦う尖兵でもある硝子の反撃ののろし宣言です。誰がおとなしくやられてやるか!ってことで。

メイド刑事4

タイトル:メイド刑事4(小説:GA文庫)
作者  :はやみゆうじ:早見裕司
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?

スケバン刑事(TV版)そのままのノリが展開されるメイドアクション。
もとレディースの総長から更正して、今は警察庁長官の邸でメイドをしている少女。任務の時にだけ、特命で警視監の身分を拝命し、雇われメイドとして敵地に潜入して決定的な証拠を掴むのです。そして愛用の武器は超合金製のクイックルワイパー!
とまあこのように実に趣味的極まりないお話です。いつも毎回物語の最後は、中森明菜の曲を聴いていたりとか狙いまくりです。
4巻は、3巻の展開がわりとフラストレーションの溜まる終わり方だったので、その反撃編といったところですね。

07/03/15 - の記事

芝村舞とラフィールの最大の共通項とは……

今さらいう話でもありませんが、登場時期がほぼ同じだったこともあって、「ガンパレードマーチ」に出てくるヒロイン・芝村一族の末姫である芝村舞と、「星界の紋章」シリーズに登場するアーヴの皇女殿下として幼い頃から特別な身分にあるこの二人はいろいろな面が実に似ています。
しゃべり方とか、プライドの高さ、基本的には彼氏を振り回していることなど実にいろいろと!

しかし、そんな二人の最大の共通項がひとつあります。それは何かというと……

本日の名台詞

「オーニュ(ばか)」


タイトル:星界の断章 2(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :もりおかひろゆき:森岡浩之
絵師  :赤井孝美
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ラフィール (116 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

アーヴによる人類帝国の興亡を、主にアヴリアルの皇女殿下・ラフィールと、彼女と数奇な運命の巡り合わせの末に巡り会った少年・ジントを中心に描くSFストーリーです。

さて、台詞解説。
これ本来は「ばか」というひらがなにルビをふって表現してあるんですが、ルビをweb上で再現するといろいろ制約もあるのでこういう表記にしました。ポイントとしては発音は「オーニュ」でなければなりません! いわゆる合いの手としてのラフィールのつっこみですが、基本的にはジントが相手の時にだけ発動される最大の親愛の情がこもった台詞なのです

星界の断章 2

タイトル:星界の断章 2(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :もりおかひろゆき:森岡浩之
絵師  :赤井孝美
デザイン:?
編集  :?

”アーヴによる人類帝国”の国家のあれこれを、アーヴの皇女・ラフィールと、数奇な運命の末に巡り会った少年・ジントを中心としながら描く壮大なSFストーリー。
今までに見せ場のあった主な人物の多くにスポットが当てられた短編12篇を収録した短編集です。
……書き下ろしは一個しかないけど、でもおもしろいですやりきれないことに(苦笑