過去ログ
07/03/15 - の記事
アダルシャンの花嫁 ユスティニアの花束
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/03/15 - 05:51作者 :あめかわめぐみ:雨川恵
絵師 :桃季さえ
デザイン:?
編集 :?
新興国家であるアダルシャン。王弟のアレクシードが戦争の天才であるために、周辺で最大の国家・カストリア皇国とも互角に渡り合っている。そのアダルシャンを牽制するために、アレクシードのもとへ政略結婚でカストリアから姫さまが差し出されてきた。その御歳……わずかに10歳。幼いながらも聡明で勝ち気な姫君・ユスティニアに周囲は振り回されることに……。
えーと、王弟と王の微妙な関係とか、出生の謎とか、もろもろ秘密はあるんですがそれよりなによりも。
ユスティニアかわいいよユスティニアということで(笑)
07/03/14 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/14 - 06:43「わたしはそんなにいい人間じゃない」
「まあ、自分じゃそう言うんだろうけどさ」
「本当に違う。自分のためにやってるの」
「じゃあ日向子のしたいことってなんだよ?」
「……だからあるわよ」
「答えになってないんだけど」
「とにかくあるの」
「そんなに言い張らなくてもいいだろ。ないならないで……」
「君と一緒にいること」
作者 :みかみえん:三上延
絵師 :純珪一
デザイン:?
編集 :?
キャラ :久慈日向子&篠宮拓也 (126 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
ちょっと台詞解説だけ駆け足で。
何故そんなに人のために動くことが出来るのかと、とうの原動力である本人から聞かれて答えに詰まってしまったものの、とうとう白状したというエピソードです。ほんとは行間にさらに細かいいろいろがありますが……。うーん、健気。
天空のアルカミレス 4
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/14 - 04:50作者 :みかみえん:三上延
絵師 :純珪一
デザイン:?
編集 :?
人類の敵にして圧倒的な強さを持つ組織・テリオンと、変身することでテリオンに対抗する能力を持って戦い続けるアルカミレスの闘争を描いた現代ファンタジ……というよりも、この作者の場合、
つねにすばらしい幼馴染みを描写する物語、と認識するべきかもしれません。
あまりベタ甘な表現が出ることはないんですが、ビターチョコの味わいというかちょっとほろ苦い、そしてお互いに意識はしていてもそれこそ手を握ることもなかなか出来ないようなもどかしい距離感を描かせたらほんとに天下一品ですね。
リリアとトレイズ 5
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/14 - 03:45作者 :しぐさわけいいち:時雨沢恵一
絵師 :黒星紅白
デザイン:?
編集 :?
「アリソン」で主役を張ったアリソンとヴィルの娘・リリアと、これまた二人とは因縁あさからぬロクシェの(一応)王子様なトレイズの恋愛模様&アクション。もっともトレイズはともかく、リリアには恋を自覚してるとは到底思えないけど、あまりにもトレイズが気の毒だから恋愛模様ということにしておいてください(笑)
アクションはありますがやたら仰々しいバトルではなく、極端な萌えが転がっているわけでもなく、それでも気がつけば一気に読み進めている事に気がつきます。ちょっとした言い回しなどかゆいところに手が届く、人を選ばないおもしろさがあります。
二四〇九階の彼女 2
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/14 - 03:25作者 :にしむらゆう:西村悠
絵師 :高階@聖人
デザイン:?
編集 :?
違う「塔」で話した彼女に逢うために、塔をひたすら降りていく旅を続ける少年と、相棒の人生生命のカエルの1人と一匹?の旅路を描いたロードノベル。
彼女に逢うという明確な目的意識はありますが、「キノの旅」でキノが訪れる先の国々が全く違う法律で動いているように、塔の各階を管理する神の代行機械・アンドロポシュカによって、まるで違う世界が広がっている、そんな世界を巡る物語になってます。そして各階に住む人は、ごく一部を除いて自分の住む世界の外に違う世界があるなんて知らない。
さて、以下はもろネタバレなんで読み終えた人か、もしくは完全にネタバレを気にしない人だけ進んでください。
2007年3月 の新刊情報 GA文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/14 - 01:43とうとう「廃墟ホテルへようこそ。」が出るようです。いやーもうでないものだとばっかり……
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 田中桂
デモンズサモナー4 浄闇の印章 中里融司
廃墟ホテルへようこそ。 松殿理央
かむなぎ 弐 ―憂しときは射千玉の夜― 沖垣淳
メイド刑事4 早見裕司
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック 大迫純一
07/03/13 - の記事
シゴフミ 2―Stories of Last Letter
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/03/13 - 06:30作者 :あまみやりょう:雨宮諒
絵師 :ボコ
デザイン:?
編集 :?
死者が生前にやり残したさまざまな想いを手紙として、まだ生きている者に届け、その想いを伝え成就させるという「シゴフミ」の配達人の少女の仕事を綴ります。
どちらかというと配達人の少女は見届け役に回ることが多く、毎回異なる舞台と人物が主役になるのですが、なにせ生前やり残した想いというのがテーマだけに、切なかったりしょっぱい後味のエピソードになることも多いのが特徴。
例えば2巻だと、他人の恋路を応援して成就させるのが日常になっている少女が、自分の恋とかち合った時にどうするか、なんてことがさらにシゴフミと関わってきたりします。
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2007/03/13 - 05:50作者 :ふかみまこと:深見真
絵師 :うなじ
デザイン:?
編集 :?
現代ファンタジー……とは言っても、そのエッセンスはガンアクションと何だか独特のテンポの文体と会話。
架空のSFっぽい武器で、伝奇系作品によく見られるバトルを普通に繰り広げているはずがなんでこんな独自色になってしまうのやら不思議ですが、少し立ち読みしてみて文体とかテンポが肌に合うか合わないかで判断してもらうのが一番かもしれません。作者のカラーが完全に確立されてます。
うーん、このカラーどう説明したものか……。
いいサンプルを思い出しました。武器でスペシャル・ショットという特殊効果を持った必殺技みたいなものを撃ちあう場面があるんですが、サイ・サブミッション(魂の関節技)などという謎の技が出てきます! なぜにサブミッション? や、こういうセンスが好きなんですがまあそういうことですええ。
07/03/12 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 月曜, 2007/03/12 - 06:21「<私の痛みよ、世界を焼け>!!」
作者 :こうだがくと:甲田学人
絵師 :三日月かける
デザイン:?
編集 :?
キャラ :− (0 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
まだ1巻の時点だと比較的電撃では定番の現代ファンタジーっぽいかなーと思わせぶりな展開をしていても、やっぱり最終的にはホラーに落ち着くのでご安心ください?
雪乃さんの周りを拒絶するようなとがりっぷりがまたよいのです。
さて台詞解説。
この作品においてはなくてはならない決め台詞。悪夢を炎で浄化する能力を雪乃は持っているのですが、その発動の仕方がかなりアレで、リストカットという自傷の痛みによって発動するのです
07/03/11 - の記事
最近選んだ名台詞は妙に色恋沙汰に偏ってる……(汗
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/03/11 - 22:50好きとか~きらいと~か~最初に言い出したのは~(以下略
なんなんだ。なんでこんな台詞傾向が偏ってるんだ。欲求不満かそうなのか。
ところで、今さらですが「ハヤテのごとく!」読み始めました。やー今までどこ探しても1巻が見つからなくてどうにもならなかったんですが、アニメ化の関係で大増刷したっぽく、やっと買えた。おもしろいっすね、これ。ギャグが肌に合います。1,2巻しか買わなかったけど続きも買ってこよう。
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/03/11 - 22:32「君は恋をしたことがないのだな」
「な!? なな何をおっしゃる。僕はこう見えて、がが学園美男子ランキングの……」
「違う違う。私が言っているのは男女交際のことじゃない。
片想いでいいんだ。たとえ片想いでも、本当に恋をするとだね、相手が何より価値あるものに感じられる。ひどいぞ。この世の価値あるもの全てとつり合うんだよ。この人を手に入れるためなら、何を差し出してもいいと思ってしまうんだ。もちろん、理屈じゃわかってる。相手も同じ人間、つまらない部分もあれば、嫌悪すべき部分もある。だが、感情の前に理屈は無力なものさ。相手はいつしか、自分にとっての世界そのものとなる。その人に拒絶されることは、この世の全てに否定されることなんだ。
自分は何の価値もない人間と思わされる。その痛みを君は知らんと言ったのだよ」
作者 :かいとうれいじ:海冬レイジ
絵師 :松竜
デザイン:?
編集 :?
キャラ :姫沙 (114 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
各種のベタな萌え完備の物語……と序盤で思わせておいて、実はミステリなお話。
とはいっても読みにくいわけではないのでご安心を。個人的にはイラストにあっさり敗北しました。……ゴスロリとメイド成分には弱いんです。
えーと台詞解説。
殺しの動機に関わる話題になったときの話です。まあ見たままといいますか。
かくてアダムの死を禁ず 夜想譚グリモアリス
投稿者: tonbo 投稿日時: 日曜, 2007/03/11 - 22:30作者 :かいとうれいじ:海冬レイジ
絵師 :松竜
デザイン:?
編集 :?
現代ファンタジーの要素の入ったミステリ。
ツンメインなデレありゴスロリ少女にシスターに社長秘書と来て、とどめに主人公は重度のシスコンだったので、これはガチガチの萌え系かと思いきや存外ちゃんとミステリしていたので、意外でした。だって富士ミスだし……ねえ?
07/03/10 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/03/10 - 10:11「義理じゃないけど、チョコいる?」
作者 :みきゆうえい:三木遊泳
絵師 :ぷよ
デザイン:?
編集 :?
キャラ :井上志帆 (13 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
祓い師と助手な現代ファンタジー……ですが、そっちのお祓いパートではなく日常パートに出てくる井上さんが素敵すぎます。一応井上さんがヒロイン、なのかな? 主人公には付き合ってる感覚がどうもなさそうですが、デートもしてるし。がんばれ井上さん。
さてさて台詞解説ですが……
不要でしょう!! てか破壊力高すぎだよこれ!!
その辺のツンデレでは到達できない高みに達してますこれは。なのにああ、鈍チンな主人公はちっとも井上さんのアプローチに気がつかない。というわけでまいじゃー推進委員会は、井上さんの恋路を応援します。 ……あれ、これ台詞解説だったっけ?
ガンパレード・マーチ山口防衛戦
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2007/03/10 - 08:23作者 :さかきりょうすけ:榊涼介
絵師 :きむらじゅんこ
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
ガンパレード・オーケストラは全部買うには買ったけど、結局すべて積ん読になってましたが、(というかゲーム自体やってないし)再びガンパレード・マーチの新刊ということで速攻読了。
相変わらずおもしろいです。戦線が山口に移ったことで、単に原作の名台詞やシーンを再現するという枠を完全に超えて世界観そのものを描写する域に達してます。もう、ノベライズとは思わない方がいいですねこれ。
そして描写するのは勝ち戦ではなく、負け戦の中での善戦というのがまたよし。
07/03/09 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2007/03/09 - 06:12「恋というのは恐ろしいな、ロボ娘をしてここまで変えるのか」
作者 :てらだとものり:寺田とものり
絵師 :あいん:Ein
デザイン:?
編集 :?
キャラ :城山 (111 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
ロボ娘は恋すると無敵になっちゃうの……という話ですたぶん。そんなに大枠では間違ってないと思うですよ?
さてさて説明の必要もなさそうですが、台詞解説。
わりと謹言実直な性格の生徒会長だったセーラが、彼と付き合いだしてからと言うもの言動がもう甘い甘い甘過ぎ。本人に自覚がないだけに、周りは当てられまくって感慨すらおぼえると次第です。そりゃ、彼ができたことがきっかけで夢まで見るようになったのは、恋の力恐るべしという他はないですね
プリンセスはお年頃(3)
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2007/03/09 - 05:45作者 :さかきいちろう:榊一郎
絵師 :みやまわか:深山和香
デザイン:?
編集 :?
実は淫魔サキュバスなお姫様が、教会からつけ狙われ、そして反撃。ファンタジーなロードノベルです。
同作者の某売れ筋作品の元となった作品をリライトすることで日の目を見た作品。
この巻にて完結。……サキュバスの秘密がまさかあんなことだったなんてっ! ちと意表つかれましたええ。
多重心世界シンフォニックハーツ 下
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2007/03/09 - 05:30作者 :ながもりゆうや:永森裕哉
絵師 :曽我部修司×高山瑞季(シトロネット)
デザイン:?
編集 :?
複数人格者であることが普通、むしろ持っている人格の多い少ないで人の価値が決まるような世界。その世界で虐げられている人格を一つしか持たない、あるいは自由に人格を変更できない異常体質の人々がそんな世界を変えるために立ち上がる、レジスタンス活動を描写していくSF。
読み終えた感想としては、設定はなかなかおもしろかったんですが、物語の構造上どうあっても人を選ぶ作品なのは避けられないのでご注意を。
同じ肉体を三人格で共有し、さらに名前も性格も全く違う……ということは単純計算で、登場人物数が通常の2~3倍にはねあがります。ぶっちゃけ名前を覚えるだけで一苦労でした。
07/03/08 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/03/08 - 06:32「いいか、ユースケ。お前の歳では、仲間なんていくらでもいそうに思うだろ?」
「――でもな、いないんだよ」
作者 :しいばしゅう:椎葉周
絵師 :芳住和之
デザイン:?
編集 :?
キャラ :ギン (302 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
不登校少年をあれこれ算段つけて登校させる……という序盤だけ見ると、景気のいい話に思えないかもしれませんが、これがどうして掛け合いなどのノリもよく、アクションもありなお話。
台詞解説。
あまりにもノリノリな友人達にちょっと気合い負けして、輪の中に入ることを少しためらったユースケに対する年長者としてのアドバイス。
そんな深刻な場面でのやりとりではないんですが、それだけにかえって重みがあります。
2007年3月 の新刊情報 富士見ミステリー文庫
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/03/08 - 01:58寝不足でへろへろの頭には、アダムなんちゃらのゴスロリ少女が強く目に焼き付きました。いや、どうでもいいんですが。
かくてアダムの死を禁ず 夜想譚グリモアリス I 海冬レイジ
セカイのスキマ3 田代裕彦
2007年3月 の新刊情報 ハヤカワ文庫JA
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/03/08 - 01:50といってもライトノベル方面だと星界の断章だけ……おっと、25日に大久保町の決闘がハヤカワから出るみたいなのでこれも。
……最近のハヤカワは、古いライトノベル(それも斜め上方向にかっとんだやつ)の新装板をいろいろ出してきますね。
次は食前絶後!とかそのあたりかもしんないとかなんの根拠もなく言ってみたり。
星界の断章 II 森岡浩之(3/8)
大久保町の決闘 田中哲弥(3/25)
セカイのスキマ 3
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/03/08 - 01:18作者 :たしろひろひこ:田代裕彦
絵師 :綾瀬はづき
デザイン:?
編集 :?
(文案整理中)
07/03/07 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2007/03/07 - 06:18「やめますか、やっぱり。身代わりなんて」
「なんで? 始まったばっかりじゃない。なんでそんなこと言うの?」
「いや、もう嫌になったなんじゃないかと……」
「なに言ってんの、やるわよちゃんと。あたしの座右の銘は『有言実行』なのよ。そして『継続は力なり』でもあるわ。やるからにはなんでも頂点をめざすのが商人の心意気ってものよ」
作者 :せいけすえもり:清家未森
絵師 :ねぎしきょうこ
デザイン:?
編集 :?
キャラ :リヒャルト&ミレーユ (72 P)
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
▼本日の作品&台詞解説▼
すごくおもしろかったです! 身代わり男装少女ものはやっぱりいいなあ。
と、この説明で不足の場合は表紙画像クリックでより詳細な紹介文を読んでください。
それでは台詞解説。
唐突に身代わりで伯爵役(男)をすることになってしまったミレーユ(女)。当然ながらいろいろ不都合はありまくるわけで、トラブった後に本人の意思確認をしてみたところ、妙に元気のいい答えが返ってきましたよ?てな具合。ミレーユはパン屋の娘なので、前向きなんだけど微妙に意気込みがずれているのは仕様です(笑)
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