名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/05/16 - の記事

本日の名台詞

「ろ――68ページ!」
「……え? 68ページ?」


タイトル:とらドラ・スピンオフ!―幸福の桜色トルネード(小説:電撃文庫)
作者  :たけみやゆゆこ:竹宮ゆゆこ
絵師  :ヤス
デザイン:?
編集  :?
キャラ :富家幸太&狩野さくら (107 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

本編よりさらにストレートなラブコメ成分を濃縮した感じのとらドラ!外伝。
まだ竹宮ゆゆこ作品を未体験の方には、最初の一冊としてちょうどいいお試し編になるかもしれません。
最近読んだラブコメの中ではぶっちぎりにおすすめ。

それでは台詞解説。
お前これで名台詞はないだろう!と怒られそうですが……いやまあ仰る通り(汗

クインテット! 1

タイトル:クインテット! 1(小説:GA文庫)
作者  :えちごやてっしゅう:越後屋鉄舟
絵師  :せんむ
デザイン:?
編集  :?

一言でこの作品を表現するなら……
ラブコメという名の皮をかぶったカオスです。いや本当に。
設定そのものは、あれよあれよという間に主人公宅に、幼馴染み、押しかけ家来、義理の妹、許嫁、現役アイドルがやってきて一同すべて居候状態になるという、どうしようもなくベタなハーレムもので、実際ストーリーの半分ちょっとはラブコメ成分が詰まっているはず、なんですが……
会話の口調そのものに始まって、会話のテンポ、ギャグのあれこれすべてが「ズレて」ます。
しまいにはラブコメというジャンルからすらズレていく。
このズレをどう感じるかで、作品の評価はかなり変わってくるのではないかと想われます。

神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン(小説:GA文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?

タイトル通り、これがポリフォニカシリーズの原点とも言うべきエピソードになります。
コーティカルテとフォロン、二人の出会いはキネティックノベル(つまりはビジュアルノベル)の方で発表されていて、今まで紙媒体としてはなかったのですが、この度めでたく一冊の本としてまとまりました。
ゲームの時と比較するとテキスト量が倍になっているそうなので、ゲームをやった方も改めて二人の出会いをお楽しみあれ。
……ちなみに私は未だ遊んでなかったので、活字になって非常にありがたかったですええ。
……ところで、これとらのあなとアニメイトでは表紙の違う限定版があるとかないとか。私は確認してませんが、ポリフォニカの絵が好き!と公言してはばからない方はきっとチェックを怠っていない、んですよね?