名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/05/10 - の記事

本日の名台詞

「おまえがそばにいない間も、おまえをどうやって助けてやれるかって、ずいぶん考えたんだけどな。なのに、なんか俺に出せたことなんて、全部がまちがいだったみたいだ」
「あたりまえでしょ。あたしのことの正解なんて、あたしの目を見てお話せずに、一体どこにあるの?」
「そっか。……俺じゃダメか」
「ちがうわ。せんせにとってのあたしの正解は、あたしとせんせが、ふたりで作るの」


タイトル:円環少女 5(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :武原仁&メイゼル (260 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

今回は円環少女についての詳しい説明は省略。

では台詞解説。
メイゼルの魅力というのは、いつも妙に強調してしまう嗜虐っぷりだけではもちろんなくて、大人ではつい無意識のうちに遠回りしそうなところを、一直線に渡って向き合ってくる部分です。「せんせ」はもはやこの小学生の尻に完全に敷かれているといっていいでしょう。その方が本人にとってもたぶん幸せだと思います。ここまで想ってもらえるなんてなかなかあることじゃない。

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと硝子のドールハウス

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと硝子のドールハウス(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

すいません、前半部分は前巻の紹介文のコピペです(汗 いえその決してなのは病に罹って、よけいな時間を消費しているなんて事は決して!
あ、そうだ。「エマ」のような、身分違いの恋の行方が気になる方にはおすすめの作品です。
まあ現在進行形なので、どういう結果に終わるのかはまだわからないんですけどね?

ではここから。
自分自身は内気で恋にも臆病、けれど腕は一流の仕立人クリスと、仕立はできないけれど事務や店の看板としてなくてはならないパメラ。二人の少女が営む仕立屋「薔薇色」は、それを着ると恋がかなうという恋のドレスを作るという評判で、今日も貴族令嬢が訪れる……。
大筋こんな感じの物語です。19世紀のロンドンの貴族社会が舞台ですね。恋のドレスとは反対に、人の心の見にくい面を増幅させるという闇のドレス、そして貴族を憎んでいる女を持ち出すことで、ただドレスを作るだけでなく、物語展開に緊張感を作りだしています。おすすめ。
ここまで。

魔法少女リリカルなのはA’s SOUND STAGE 02

タイトル:魔法少女リリカルなのはA’s SOUND STAGE 02(その他:キングレコード)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

「燃え」アニメ魔法少女リリカルなのはA’sのドラマCD。
ストーリーとしては6.5話という位置づけになります。作中ではあまり描かれていなかった「闇の書」関連の細かい描写があったり、なのはとフェイトが本局の見学に行って、自分の将来について考えたり、珍しくクロノが「アレ」で動揺しまくったり、フェイトとなのはのラブラブッぷりがすばらしかったり。
しかしさすがなのはさん、時空管理局で向いた職場について「武装局」と、速攻で断言されてました。さすがよくわかってらっしゃる!
ストーリーの補完という意味でも、萌え部分についても言うことなしです。
もし、ある程度自分は魔法少女リリカルなのはにどっぷりハマっている自覚のある人なら、一度は聞かないと損ですよ!いや本当に。

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