名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/05/05 - の記事

とあるラノベサイト管理人の本棚晒し。

平和さんの本棚晒し刺激を受けて、自分もやってみました本棚晒し。
ではまず一番大きなコーナーからいってみましょう。画像によってはクリックで拡大表示します。お暇な方は詳しくチェックしてみます?(笑)


真ん中は普通のスチールラックに無理矢理本とか置いてますが、両端はブックマンのスライド本棚なので、見た目よりは詰まってます。

本日の名台詞

――気づかないんじゃない。
――知りたくないだけなんだ。


タイトル:“文学少女”と穢名の天使(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?
キャラ :? (274 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

有名な過去の文学小説と、作品内の事件を絡めた謎を提示したミステリ的な構造を持ちつつ、切なくて時にやりきれない、でもどこか優しい青春模様を描いた物語です。部物語を「食べてしまう」超本好きの”文学少女”な先輩を置くことで、物語に親しみやすくなっています。偏った表現方法や異能バトルなどがないため、読み人を選ばず誰にでもおすすめできる良作ですね。

さて、それでは台詞解説。
割と台詞としては汎用的というか、無意識のうちに本当はわかっていることを、分かっていないフリをして目を背けているんじゃないか? そういう問いかけです。
おもしろいのは、この台詞を単なる否定的な台詞として終わらせるのではなく、クライマックスで逆に肯定的な意味合いのために使っているところですね。これについては、実際に物語を読んで確かめてみてください。

ドラゴンクライシス!依頼人は皇女さま

タイトル:ドラゴンクライシス!依頼人は皇女さま(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :きざきかや:城崎火也
絵師  :亜方逸樹
デザイン:?
編集  :?

見た目14歳の金髪美少女、しかし実は10歳のレッドドラゴン!(精神年齢は下手するとさらに下?)という少女・ローズに初めて会った時からべったり懐かれてしまった少年とのラブコメです。
強大な力を持つ遺失物がうんたらかんたらという設定もちゃんとあるのですが、その辺の説明はこの際脇に置いといて、これはなかなかいいラブコメですね。
お子様がヒロインだけに愛情表現がかなり直球で、そのくせ嫉妬深い無敵ぶり。好き好き言われまくって動揺する竜司は2巻にしてハーレム状態なので、地獄に落ちるといいでしょう>失言

ビンヅメ乙女ゴコロ

タイトル:ビンヅメ乙女ゴコロ(小説:HJ文庫)
作者  :あまもりまもる:雨森麻杜
絵師  :成瀬裕司
デザイン:?
編集  :?

表紙絵とあらすじをチラ見した段階では、超がつく不運なドジ眼鏡っ娘のラブコメかと思ったんですが……少女の不運には理由には魔法絡みの理由が隠されていて、謎解きがわりとクライマックスにくる話でした。アクションもあり。