名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/05/09 - の記事

本日の名台詞

「わたしは、恋をするのに理由なんかないと思っています。恋とは、したくなくたって、いつのまにか落ちているものなんです。そして――いったん恋したら、あきらめることはできても、自分からやめることはできなんです。たとえ、どんなに辛くても」
「――あなたの意見をきくと、恋をしないほうがいいと言っているみたい。好きにならなければ、いっそ幸せだと」
「いいえ。
でも、やっぱり恋をしていたほうが幸せなんです……。たぶん、そう思います」


タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスは明日への切符(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :クリスティン・パレス (84 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えー作品紹介は書影クリックで。
台詞は……まあ、そのまんまかな。台詞が自分自身の恋には臆病なクリスのものであることがポイントですね。人に言っているようで、その実自分の内面を表した台詞と言えるかと。

魔法少女リリカルなのはA’s SOUND STAGE 01

タイトル:魔法少女リリカルなのはA’s SOUND STAGE 01(その他:キングレコード)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

位置づけとしては、A’sの3.5話という位置づけになります。一度ヴォルケンリッターとやりあった後、反撃準備を整えている最中でのエピソードですが……
なのはとフェイトのやりとりがすばらしく吐血ものです(爆)
特にみんなで銭湯にいって、なのはさんとフェイトが二人で体を洗いっこするシーンがあるんですが、会話が、会話がっ!!
なのフェイをどうあっても脳内でくっつけてしまう私としては、妄想回路200%全開に刺激させられました。いやー買ってよかった(笑)。

曲目リスト

ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスは明日への切符

タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスは明日への切符(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?

自分自身は内気で恋にも臆病、けれど腕は一流の仕立人クリスと、仕立はできないけれど事務や店の看板としてなくてはならないパメラ。二人の少女が営む仕立屋「薔薇色」は、それを着ると恋がかなうという恋のドレスを作るという評判で、今日も貴族令嬢が訪れる……。
大筋こんな感じの物語です。19世紀のロンドンの貴族社会が舞台ですね。恋のドレスとは反対に、人の心の見にくい面を増幅させるという闇のドレス、そして貴族を憎んでいる女を持ち出すことで、ただドレスを作るだけでなく、物語展開に緊張感を作りだしています。おすすめ。