名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/09/04 - の記事

本日の名台詞

胸のどこが良いというのか。
口に出したとおり、あんなものは脂肪の塊だ。胸のでかい奴は肩が凝るとも言うし、動くときにぶるぶると揺れていかにも邪魔くさい。銃の取り回しにだって不安が出そうだし、接近戦ともなれば、重い上に邪魔なことこの上ない。
男に比べて体力の劣る女が、なおそれだけの重りをぶら下げているのだ。邪魔以外の何物でもないし、胸のでかい女を見る度に、男に生まれて良かったと心底思う。
やはり、女は尻だ。尻に限る。
胸と同じく脂肪の塊ではあるものの、断然色気が違う。狭いようでその実、雄大な広がりを見せる沃野とさえ言えるし、柔らかでいて張りのある肉は、手におさめればまさに至高。胸などよりよほど揉み甲斐がある。
胸は駄目だ。馬に乗って全力で駆けて、空中に手を差し出した程度の弾力だ。あんなものを幾ら揉んだところで少しも嬉しくない。が、尻は違う。あれこそ真理。あれこそ世界の全てだ。ラダーマンの言うところの胸の良さなど、ばっちり薬のきまってしまったジャンキーの妄言と同じ程度に価値が無い。
胸などまっ平らでいい、尻さえ丸ければ俺はそれで満足だ。


タイトル:ドラゴンキラーあります(小説:C★NOVELS ファンタジア)
作者  :うなばらいくと:海原育人
絵師  :カズアキ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ココ (23 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

台詞内容に反省はしていない。
でもごめんなさい。

DOORS 1 まぜこぜ修繕屋

タイトル:DOORS 1 まぜこぜ修繕屋(小説:スニーカー文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :岸和田ロビン
デザイン:?
編集  :?

スレイヤーズ以来遠ざかっていた神坂さんですが、新作と聞いて久々手を出してみることに。
あーこれはいい! ちりばめられたギャグがけっこうツボでした。
他の様々な平行世界とごちゃまぜになって、常識がおかしくなってしまった世界を元に戻すために奔走するファンタジー。
いきなり、学校に通うすべての「妹」が5本尻尾のリスになり、車はタイヤではなく足が生えていたりしても誰も疑問を感じない。
そんな世界に、ただ一人疑問を感じることができた少女が、世界を直して回っている男と協力することに。
へんな世界の有様が実にいいです。触手とかに爆笑。

身代わり伯爵の結婚

タイトル:身代わり伯爵の結婚(小説)
作者  :せいけすえもり:清家未森
絵師  :ねぎしきょうこ
デザイン:?
編集  :?

今月じゃなくて先月の新刊です(汗。
パン屋の看板娘のミレーユが、双子の兄の「陰謀」で、身代わり伯爵として右往左往する羽目になるコメディです。
なんというかどのキャラクターも非常に濃くてキャラクターが立ちまくり。
ミレーユは性格があまりにも素直すぎるので、絶対身代わりになっても即バレだろ!とか思うんですがおもしろいからokですええ(笑)。
詳細についてはあまりつっこみませんが、とりあえず胸でバレることがないというのはお約束。
そしてミレーユの焼くパンは殺人兵器。おそろしやおそろしや。
今回は女公爵の結婚話が持ち上がって、旦那候補として身代わりをする羽目に……。