名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/09/05 - の記事

本日の名台詞

「自分が嫌になるな。私がやったことは殺人の手助けだ。私が殺したのと変わらない」
「嫌なら」
「出てはいかないさ。ただ、この先もこういうことがあれば、いずれ私も染まっていくのかとそういう風に思ってな。喜々として力を振るうようになるのだろうか」
「ああ、無理。そりゃならねえよ」
「どうしてだ」
「出来上がった人間がそう簡単に変わるわけねえだろ。馬鹿じゃねえのか。お前は一生お前のままに決まってる」


タイトル:ドラゴンキラーいっぱいあります(小説:C★NOVELS ファンタジア)
作者  :うなばらいくと:海原育人
絵師  :カズアキ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :リリィ&ココ (96 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

このところドラゴンキラーありますの台詞を連発しています。
うちを日頃ご愛顧いただいている方にはもうおわかりのことと思いますが(笑)、ええ全くご想像のとおり。
ドラゴンキラー完全布教モードに突入しました!
もう尋常でない気に入りようです。ココとリリィの掛け合いとか、ドラゴンキラーの設定そのものとかツボに入りすぎ!

というわけで今日の台詞解説。
ココの指令で殺人が何よりも嫌いなリリィが結果的には相手を殺したように感じた事件の後の一幕。何のかんのと言ってますし、おそらく言った本人すらどこまで気がついているのかわかりませんがこういう部分があるからココは憎めないんでしょうね。まったく素直じゃないというか。

ドラゴンキラーいっぱいあります

タイトル:ドラゴンキラーいっぱいあります(小説:C★NOVELS ファンタジア)
作者  :うなばらいくと:海原育人
絵師  :カズアキ
デザイン:?
編集  :?

この世界でおよそ最強の存在である竜すらも越える存在・ドラゴンキラー。
そのドラゴンキラーによって、人生を狂わされ存在自体を恨んでいたはずが、どこでどう間違ったのかドラゴンキラーの一人・リリィを相棒……というよりは養う羽目になってしまった元軍人・ココの奮闘記。微妙に説明が違うような気もしますが、でもだいたいは合ってますええ。
やはりこのシリーズは非常におもしろいです。断然おすすめ。