名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/09/11 - の記事

お・り・が・みファンなら、この画集は何が何でも手にれろ!!

なんでもありなどでかいスケールの暴走ストーリー、お・り・が・み。
既に完結してますが、実は絵師の2C=がろあ~さんが夏コミでお・り・が・みのフルカラー画集を頒布されていたことはご存じでしょうか?
そのフルカラー画集がついに、とらのあなで委託開始です! もちろん通販も可能。
この画集、半端な出来ではありません。
小説の挿絵ではモノクロだったものまですべてフルカラーになっているのです。
いいですか? もう一度言いますよ?
モノクロの挿絵まですべてフルカラー化!! しかも壁紙CD-ROMまでついてます。全134P。
買うしかないでしょ!

ちなみに私は夏コミで速攻入手してたので、慌てて買いに走らずとも大丈夫なのでした。

本日の名台詞

「……こんなクズでも命懸けで守らなきゃいけないんだ」
「……お前は守ってるだろ? 今までも、これからもな。
いつだってだ。だから俺がお前に言う事は一つだ。良くやった」
「……オッサンに褒められても、嬉しくないよ」


タイトル:ペイン・キャプチャー(小説:電撃文庫)
作者  :わたなべこま:渡部狛
絵師  :よし☆ヲ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :鉄・クロフォード&鼎時生 (51 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

能力者と痛みを共有するという特殊な能力を持った少年が、警官として能力者による犯罪と対峙する物語。
能力の関係で、主人公が文字通り身体を張ってます。おすすめ。

それでは台詞解説。
犯人逮捕で一件落着後のやりとり。感情としてはどんなに腹の立つ犯罪者であっても簡単に殺すことは許されない、そういう強い決意を持った鉄はかっこいいですね。

ペイン・キャプチャー

タイトル:ペイン・キャプチャー(小説:電撃文庫)
作者  :わたなべこま:渡部狛
絵師  :よし☆ヲ
デザイン:?
編集  :?

めずらしく主人公が主人公らしい話。
「能力者と痛みを共有する」という特殊な能力を持った少年・鉄が、捜査六課の警官として能力者による犯罪を追っていきます。
思ったよりかなり読ませてくれました。
この手の話だと、たいてい主人公は流されるままとか強すぎるヒロインのおまけ扱いになってしまうところ、この作品ではしっかり身体を張って活躍してます。

扉の外 3

タイトル:扉の外 3(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

一言で表現するならゲーム小説。
閉鎖空間の中で、生命こそ保証されているものの「人間らしい生活」については戦わないと勝ち取れない、そんな状況に追い込まれた高校生達のゲームという手段を通しての争いを描きます。
相変わらず極限状態での集団心理はよく書けてますね。