名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

偽物語(上)

タイトル:偽物語(上)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

祝・アニメ化。化物語のシリーズ最新作です。
戯れ言成分満載! 一応怪異との遭遇という共通項はありますが、それよりもキャラ同士の掛け合い漫才と言葉遊び!これに尽きます。

今回は主人公・阿良々木暦の二人の妹(上巻は主に火憐)がメインですが、ほぼメインキャラまんべんなく出番がありますよ。もちろん戦場ヶ原ひたぎの理不尽極まる愛も健在。

既に数行で言いたいことは言い尽くしてしまった訳ですが……
やっぱりというかなんというか、二人の妹・通称<ファイヤーシスターズ>も相当に「個性的」なようです。
まあでも、戦場ヶ原ひたぎさえいれば、他にはなにもいりませんけどね!

以下アニメ化の話でも。
素直にびっくりしたけれど、ノリ重視の話なのでけっこう悪くないかも。
ただしさすがに漢字ネタは会話で使うのは不可能だし、エロゲネタその他も微妙? となると、アニメではけっこうオリジナルのネタが増えるのではなかろうかという予想が立ちます。

1個だけ希望。
この赤本みたいな装丁+邪魔なだけの(爆)カバーという構成はなんとかしてくれ! ほんとにカバーは邪魔な上に、そこにしかカラーイラストが載ってないってどういうことだよほんとにもう!


この作品の名台詞

『眼鏡秘書と眼鏡王子』
タイトルからもわかりやすいBL小説だった。
「……これは捨てる、と。燃えるゴミかな」
「阿良々木先輩。それは萌えるがゴミじゃない。
腐ってはいても、必要なものだ」

→解説


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