不気味で素朴な囲われた世界
作者 :にしおいしん:西尾維新
絵師 :TAGRO
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
読了した直後の最初の感想は「うへえ」でした。
非常に西尾維新らしいミステリで、やっぱりというか素敵に壊れた人々ばっかり出てきます。
一応は「きみとぼくの壊れた世界」と同じ世界観上での話ですが、特に前作を読んでなくても大丈夫です。
とはいえ某人物が登場するので、全作読んでおいた方がより楽しめることは確かですが。(でも4年前に読んだのでなーんにも覚えてなかった)
相変わらず言葉遊びは健在。
なにげに連発されるこれらは、やっぱり西尾作品でないと読めないわけで。
化物語の続編が今から楽しみでしょうがないです。
あ、どうでもいいことですが刀語は意地でも買いません。あんな本の単価を上げるためだけに作ったソフトカバーもどきは断固拒否。
もうおもしろいかどうかは問題じゃないのです! ……すっかり脱線してしまいました(汗
この作品の名台詞
「ぼく達とあなた達は――何が違うんです?」
「なんだ、そんなことか。
わかりきっているよ。
きみ達は――囲われているが
僕達は――壊れている」
作品一覧
『化物語(上)』
『零崎軋識の人間ノック』
『化物語(下)』
『新本格魔法少女りすか3』
『零崎曲識の人間人間』
『クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い』
『傷物語』
『クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識』
『偽物語(上)』
『偽物語(下)』
『オリジナルドラマCD 佰物語』
『難民探偵』
『猫物語 (黒)』
『猫物語 (白)』
『傾物語』
『花物語 (講談社BOX)』
『囮物語』
『鬼物語』
『恋物語 (講談社BOX)』
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