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学校の階段の踊り場2

タイトル:学校の階段の踊り場2(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:?
編集  :?

学校の階段の外伝、あるいは短編集その2。
既に本編は完結してしまっているので読者にとっては極めてまったりと読む感じ。
ええと、ある意味井筒の妹こそがこの巻における真のヒロイン、どころかもし学校の階段に続編があるなら、間違いなく新主人公となるような露出っぷりですが、そこはあえて華麗にスルーして御神楽あやめ語りでもしたいと思います。あやめさんかわいいよあやめさん。

ぶっちゃけ、神庭に思わぬ形でへこまされるまであやめって能力はあるけど典型的な鼻持ちならないお嬢様だったわけですが、むしろ一度敗北を味わうことでかえって人間的にはステップアップしてしまい、難攻不落の要塞と化してしまった感があります。なにごとも計算ずくで進めるあやめの唯一の不確定要素、それこそが神庭。いいじゃないですか、完璧超人のウィークポイントですよ! 三島にもそのウィークポイントを突かれて劣勢になってるあやめがまたかわいいんだこれが!

……あれですね、基本的に自分は計算高いキャラがあまりに予想外な方向からの攻撃に見せる隙ってやつに萌えるようで。ああきゅんきゅんします。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 土曜, 2011/04/23 - 21:15

著:櫂末 高彰 イラスト:甘福 あまね 「か、カンバさんって、何者なんですかっ?」 「それは、哲学的な質問だな……」 「僕はね━━」 「『後継者』神庭幸宏。まだわかってないけれ...