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ネギで世界を救え！？　Ｂ級コメディ。

なんというか実に不条理。そもそも主人公達の巻き込まれ方も不条理、展開も不条理。なんだけど締めるところは締めてきますね。
独特の魅力があるんですが、正直説明できる気がしない……

愛はなくても信頼はあるよ！って感じ？

ひねた高校生・楠木統十郎は……死んだ。統十郎の古なじみである双子と一緒にわけのわからぬうちに見覚えのない場所にいたのだ。高次元生命体であるという猫耳ロリの説明によると、「アノマリ－」から存在確定情報を取り戻さなければならないらしい。
猫耳ロリの不始末が自分たちに降りかかるのは腹立たしくとも、統十郎らに選択肢はなかった。かくしてネギで世界を……どうやって救うの！？

高次生命体だけあって猫耳ロリはやたら上から目線だし、状況はわけわからんし双子はいも……の方はともかく、姉は統十郎のことを嫌いまくり。汚物的な扱いっぽい。
もっとも統十郎も、いざとなると嘘八百で人をだまくらかすことに良心の呵責を感じない外道系なのでバランスはとれてます。

うう……いきなりフードアスロンとかわけのわからないものがはじまったりする予測不能な部分や、統十郎と双子姉の微妙な関係とかがいいんですが、これ読まないと伝えられない魅力だよなあ……難しい。

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