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物語シリーズセカンドシーズン最終巻ですが……

またしても騙されたっ！
西尾維新といえば、デビュー作から既に戯言使いが登場するように、「騙り」は当然だというのにうっかり作者の予告を信じた自分がバカでした。なんてこったい。

さて、一応戦場ヶ原ひたぎさんが再びフィーチャーされます。あくまで一応。
あと、大変なことになってる撫子がらみの回答編でもありますね。
以下ネタバレありの雑感モードに入ります。

語り部がひたぎじゃないとか詐欺だーっ！
すごく楽しみにしてたのに読者の純情を踏みにじって、ギ、ギ、ギ……。

でもこうして改めて第三者視点で見てみると、ひたぎさんは恋する女の子としてかなり丸くなってるのがわかりますねえ。実に微笑ましい。まあ元が元なんで、丸くなってもやっぱり危険人物だけど。

それと、羽川も相変わらず。完璧超人とはまさにこういう人のことを言うのでしょう。

撫子は……これ、後付じゃなく最初からこういう設定だったんですかねえ。今までさんざんかわいいかわいいと思ってきたあの姿はすべて偽りというか虚像だったとは不覚。メドゥーサ形態の撫子は、ぜひともイラストを拝んでみたいです。

終わると見せかけてしれっと次回への引きとファイナルシーズン予告ももう驚きませんよ？ むしろほんとにファイナル？

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