名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

プリンセスハーツ

タイトル:プリンセスハーツ(小説:ルルル文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :香代乃
デザイン:?
編集  :?

通常版と特装版が同時発売になってます。特装版については最後に。
まず1点。高殿作品のファンは忘れずに買うこと。パルメニアという単語に反応するようなら間違いなく有資格者です。
その次。さすがは高殿先生、ストーリーも一筋縄では行きません。
なんと、仮面夫婦ものですっ! ああ、全国のいたいけな少女の夢が~(笑)

かつてパルメニアに属国に近い扱いをされていたアジェンセン公国。
近年になってパルメニアの国力は低下し、逆にアジェンセン公国は右肩上がり。
アジェンセンの大公ルシードは、かつて人質としてパルメニアで過ごした際に交わした約束を胸に、パルメニアの王女メリルローズを妃に迎えたのですが……
なんと妃としてやってきたのは、身代わりの少女!
果たしてどういうつもりでパルメニアは身代わりの少女などを妃として送り出したのか?
そしてその身代わり妃であるジルの恐ろしいまでの知略の冴えと目的とは……
いやはや、愛してない女との夫婦生活とかもういきなり飛ばしまくりです。またそれが実におもしろい!
多くを語る必要はなし。「仮面夫婦」が主役のファンタジーと聞いて心が動いてしまうようなら間違いなく買いでしょう。

なお、初回特装版も同時発売。特装版は20分ドラマCDつき。
<キャスト>ジル:能登麻美子 ルシード:保志総一朗 マシアス:石田彰
参考リンクは以下のとおり。
公式サイト紹介ムービー→bk1(特装版)
→amazon(特装版)


この作品の名台詞

「というわけで、私は元気よ。わざわざごくろうさま。大公位なんて狙わずに、これからもここで好きなことをして生きていくわ」
「アヴィ……」
「だって硝子細工も、書物も好きなのよ。もちろん外に出ることもね。私はよくばりなの。…でも、よくばりで幸せだわ。よくばりになれることが」

→解説


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from monumenta librorum on 日曜, 2007/06/03 - 23:58

大公の主人公の所に王国から嫁いできた王女が実は、偽物で、仮面夫婦となってという話。非常にオーソドックスなファンタジーである。この作者の他の作品と世界は同じで、時代が異...