名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

タザリア王国物語3 炎虐の皇女

タイトル:タザリア王国物語3 炎虐の皇女(小説:電撃文庫)
作者  :スズキヒサシ
絵師  :あづみ冬留
デザイン:?
編集  :?

リネア様がキターーーーーーーーーーーーッ!!!!!!
ジグリット虐めたいオーラ大炸裂!!
ヤンデレならぬサドデレ。
ただし、デレの部分はジグリット本人には決して発動されないばかりか、そもそも愛情が歪みまくって嗜虐趣味になってる上に
その愛情を本人が自覚してないという……それはただのサドでは? いえいえたった1%のデレ分がいいのですよ!
「円環少女」のヒロイン・メイゼルなど足元にも及ばないサドっぷり。
そんなわけで、リネア様の勇姿を拝みたい方は速攻で買い求めて読むしかないです。

えーと本編の内容……なんでしたっけ(ヲイ
剣と魔法のファンタジーにして、王子と乞食にして、戦記もの。
もともと貧民のジグリットが、王子の影に抜擢され、その才覚からやがて王子になりかわって表舞台に立つようになるのです。
で、まあ細かい説明はおいといて。
やはり特筆すべきはリネア様の暴走っぷりでしょう。
頭脳はけっこう明晰で、判断力も悪くないにもかかわらずその性向は破滅的。
しかも理性で普段はそのやばい性格にフタをしている念の入れようです。
特に3巻のラストときたら! ていうかよくこんな展開許可降りたな……いやはや。


この作品の名台詞

「あなたが手にしている命も時間も、わたしが与えたものだということを忘れないでちょうだい」
「あなたはわたしの温情によって生かされているのよ」

→解説


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