名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

電波女と青春男

タイトル:電波女と青春男(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

みーまーシリーズの作者の新作なのできっと一筋縄では行かないだろうと思いつつ読み始めたわけですが……

あいきゃんふらーーーーいっ!!

自分を宇宙人と言い張る電波で、そのうえ顔を含めた上半身を簀巻きにして謎の生物と化している、トンデモ少女がヒロインの……『青春小説』です。

田舎から叔母の家に下宿して新たなる高校ライフをはじめた主人公・丹羽真が、いかにして青春ポイントを獲得し、もしくは喪失していくかその様をセキララに綴ったストーリー。

なにせ設定が設定だけに、中身もぶっとんだものを想像するかと思いますが……いや、実際ある意味ぶっとんではいますが、最初に書いたとおりこれがいい意味で実に青臭い話なのですよ!

文章のテンポが独特なので人によっては読みにくさを感じるかもしれませんが、みーまーのように『嘘だけど』でひっくり返されないのでその辺はご安心を。後さりげなくネタにまみれています。貴方はいくつわかったでしょう?(いっぺんネタを拾いだしてみようかしらん)

あとはもう実際に読んでもらうのが一番ですね。読後感はかなりグッド!


この作品の名台詞

「今から一緒に空を飛んでやる。出来なかったらお前、地球人になれ」

→解説


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電波女と青春男 (電撃文庫)(2009/01/07)入間 人間商品詳細を見る

◆基本データ
著者:入間 人間
イラスト:ブリキ
出版:電撃文庫
初版:2009/1/7
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