けんぷファー9 1/2
作者 :つきじとしひこ:築地俊彦
絵師 :せんむ
デザイン:?
編集 :?
やっと読み終わった。
臓物アニマルの影響で、変身して赤と青の陣営に分かれて争う『けんぷファー』になってしまったナツル。しかも変身時は問答無用に女になってしまうため、とうとう男子部と女子部両方に籍を置いて二重生活を送る羽目に……。
んで、今回はストーリー本編は進展しません。
が、ナツルを取り巻く女性陣営の動きは超重要。ぶっちゃけストーリーの進展よりも恋愛方面の動きの方が大事だよ!
以下は紹介ではなくネタバレありの感想です。
とうとう幼馴染みの水琴と、生徒会長の雫が両方とも真っ正面から告白をしましたねえ。
水琴の場合はまあわかります、なにせ幼馴染みなので他人とは距離感が全然違う。問題は雫です。
今回の告白シーンは、正直圧巻でしたよ。あそこまで雫が感情をむき出しにして、ナツルを恋人にしたいと願うとは……心底雫を応援したくなりました。
でもここで疑問が。
恋愛なんて一種の衝突事故か感染病みたいなもの。好みだって千差万別だし、どういう形で恋が始まっても不思議はないんです……が……。
雫がナツルを好きになったきっかけというのがここに至っても未だ出てこないんですよね。さすがにこの期に及んで出てこないとなると明確なエピソードは存在しないのかもしれない。
そうなると、ますますナツルを好きになる理由がわからない。
今までシリーズを追いかけてきた限りでは、ナツルにこれといった魅力は全くといっていいほど感じなかったんですが。勉強運動がこれといってできるわけでもなし、性格が特にいいわけでもなし。
特にイケメンという描写もなかったはずだし……わからん! 会長はいったいナツルのどこが好きなんだ!?
シリーズ一覧
『けんぷファー 2 (2)』
『けんぷファー 3』
『けんぷファー 4』
『けんぷファー 5』
『けんぷファー 6』
『けんぷファー7』
『けんぷファー8』
『けんぷファー 8 1/2』
『けんぷファー 9』
『けんぷファー 10』
『けんぷファー 10 1/2』
『けんぷファー 11』
『けんぷファー 12』
作品一覧
『ときむすび』
『まぶらほ―ストレンジ・フェノメノン』
『けんぷファー 1 (1)』
『けんぷファー 2 (2)』
『戦嬢の交響曲1』
『まぶらほ じょなんの巻 いち (1)』
『神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう』
『けんぷファー 3』
『ハヤテのごとく!―Hayate the combat butler 春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見たbyハヤテ』
『戦嬢の交響曲(せんじょうのシンフォニア) 2巻』
『神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう』
『まぶらほ さらにメイドの巻』
『けんぷファー 4』
『まぶらほ じょなんの巻 に』
『けんぷファー 5』
『戦嬢の交響曲(せんじょうのシンフォニア) 3巻』
『まぶらほ 凛の巻』
『けんぷファー 6』
『戦嬢の交響曲(シンフォニア)4』
『ハヤテのごとく! 2 ナギが使い魔!? やっとけ☆世界征服』
『まぶらほ ~じょなんの巻・さん~』
『けんぷファー7』
『戦嬢の交響曲(せんじょうのシンフォニア)5 (ファミ通文庫 つ 2-2-5)』
『まぶらほ ~またまたメイドの巻~』
『けんぷファー 8 1/2』
『けんぷファー 9』
『戦嬢の交響曲 7』
『けんぷファー 10』
『けんぷファー 10 1/2』
『けんぷファー 11』
『けんぷファー 12』
『ふぁみぷれっくす ぼりゅーむ1』
『放課後のダンジョンにほまれはよみがえる魔物を見た』
『変・ざ・くらする~む』
『セクシャル・ハンター・ライオット1』
『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!』
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