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テツワンレイダー 1

タイトル:テツワンレイダー 1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :だいらくけんた:大楽絢太
絵師  :桜沢いづみ
デザイン:?
編集  :?

メタ要素のあるファンタジー。
前途有望な才能を持ちながら、極度の人間不信に陥って引きこもりとなった少年・グレンが、《剣精》(レイダー)と出会い、こことは違う外の世界に出る権利を求め《剣精試練》(レイダー・ゲーム)で戦うことになります。

コメディ、で片づけられないのですがやたら状況が激変するスラップスティック・ファンタジーとでも言ったらいいんでしょうかね?

人間不信で引きこもったグレン。食料の買い出しのために久々に外に出たところ、立ち寄ったバザーでおかしなフィギュアを手にしたことから、《剣精》と契約することになってしまう。
そして、《剣精試練》に勝ち抜くことで外の世界に出られると知ったグレンは、ひたすら世界から逃げ出したいがためにゲームを続けるのですが……

いやー正直さんざん作者に振り回されて危うく置いてきぼりにされそうになった感がありますね。てっきりコメディ主体でいくと思いきや予想外に重い話になるとは……(汗
各キャラについては、まだまだ掘り下げはこれからといったところなので2巻次第、ですかね?

基本は状況が目まぐるしく動くことに意義があるので、ストーリーについては触れませんが、ただ序盤で既に前振りされているように話のスケールはやたらでかいですええ。


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