名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

神さまのいない日曜日

タイトル:神さまのいない日曜日(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いりえきみひと:入江君人
絵師  :茨乃
デザイン:?
編集  :?

第21回ファンタジア大賞<大賞>受賞作。
15年前神様は世界を捨てた。新たな人は生まれず、死者は死なない世界。
そんな世界で、墓守をする少女アイの物語です。

すごく綺麗にまとまってます。
新人さんへの今後の期待も込めて赤枠おすすめで!

墓守のアイは今日も墓穴を掘っている。立派な墓守であるために。
村に帰ると、優しい村人がかわいがってくれるそんな毎日。
そんな毎日は、ある日一人の少年が村にやってきたことから唐突に終わりを告げる……。

奇しくも、ほぼ同時期にスニーカーで大賞を受賞した「シュガーダーク」も、墓守が主役というレアな偶然でテーマが被っているんですが、同じ墓守をメインにしても雰囲気とかがものの見事に真逆なので片方しか読んでない人にはもう一方も読んでほしいところですね。シュガーダークは純愛を入れながらも、ダークでしかもホラー調なところがあったんですが、こちらは墓守をテーマにしている割には前向きです。コメディではないけれど、でも明るく読めます。

とにかくアイがものすごい前向きで、その一挙一動を見ているだけで元気になれます。
作品全体に漂う、静謐ながらも基本的に明るいという雰囲気もよいですね。
特にラストは涙腺崩壊。


この作品の名台詞

「私は墓守です。……いえ」
「私は墓守になります!」
「生者も死者も関係なく。人が善も悪もなせるように。私がそれを見守ります!」
「天国も地獄もなくなって、神様が居なくなっても! 私がこの世界も終わらせません!」
「神様がこの世を捨てるのなら。私がそれを貰います!」

→解説


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from 繧オ繧、縺ィ縺ッ縺 on 水曜, 2010/02/24 - 21:34

逾槭&縺セ縺ョ縺

from 黙々読書 on 火曜, 2010/01/26 - 00:33

あらすじ

十五年前。
神様は世界を捨てた。
人は生まれず死者は死なない。
絶望に彩られた世界で死者に安らぎを与える唯一の存在“墓守...