名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

くくるくる

タイトル:くくるくる(小説:ガガガ文庫)
作者  :にのまえはじめ:一肇
絵師  :大朋めがね
デザイン:?
編集  :?

うちの地層から発掘(笑)されたので手に取ってみたのですが……
なんだこれ。

そもそもが、何度死のうとしてもなぜか自殺に失敗してしまう自殺願望少女と、そんな彼女に一目惚れしたあげくストーカーを続ける少年による青春ストーリーという時点で、既にかなり斜め上を突っ走っているわけですが、なんと驚いたことにさらなる超展開を見せるんですよ!

あえて傑作や名作とは呼びませんが、いやなんかもう参ったねどうも。

高校入学式の翌日に、主人公の少年・語木璃一は、公園で荒縄を結び首をつろうとしている一人の少女を見かける。しかし、いかなる運命のいたずらか、”偶然”縄が切れて自殺は失敗。聞けば、その少女・なゆたは百二十二回目の自殺失敗らしい。
そんな彼女に一目惚れしてしまった璃一はなゆたのストーキングをはじめるのだが……。

本人公認のストーキング行為とか、なんかおかしいことだらけですが、終盤の展開はアゴ外れそうになりました。ある意味かなり「ひどい」ですが、これはこれで。


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from 愛があるから辛口批評! on 木曜, 2010/12/09 - 22:14

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