名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

Let it BEE!

タイトル:Let it BEE!(小説:電撃文庫)
作者  :まつばえい:末羽瑛
絵師  :Tea
デザイン:?
編集  :?

フェンシングの、スポ根です。

フェンシングですよ、フェンシング。これまたおもしろい素材を持って来ましたねー。
実はなーんも予備知識なく、しかも表紙絵すらまともに見ないで読み始めたんでスポ根だとは知るよしもなく、嬉しい誤算でした。
で。
ええ、面白かったです。主人公の少女・結恵が、過去のトラウマにより先端恐怖症になっていて、それなのにフェンシングとかどういうことなの……という誰もが抱くであろう疑問をどう解決するのか?そのあたりが見所。おすすめです。

"女王蜂"とあだ名されるフェンシング部の顧問の女教師蜂谷巴。彼女は部員不足により廃部の危機が迫るフェンシング部のことで非常に機嫌が悪かった。そんな折に、どこの部活に入るか悩んでいた少女・有星結恵が、フェンシング部の諍いに巻き込まれ、思わぬ形で才能の片鱗を見せる。そこで巴は熱心にフェンシング部への入部を勧めるが、結恵には大きな問題があった。彼女は先端恐怖症だったのだ!

いやー、実にいいスポ根でした。
才能はあるけど、なにせ初心者だからダメな部分も当然多く、そこを指導者がいかにして育てていくか、とかおおいにフェンシングについての興味をかきたてられる内容でしたね。ぜひぜひ続きが読みたいです!


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