名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

修羅場な俺と乙女禁猟区3

タイトル:修羅場な俺と乙女禁猟区3(小説:ファミ通文庫)
作者  :たしろひろひこ:田代裕彦
絵師  :笹森トモエ
デザイン:?
編集  :?

5人の婚約者候補の中で、4人は主人公を殺したいほど憎んでいて、間違って選んだら待つのは破滅。ただし自分を本当に愛している少女がたった一人だけいる。

なんとも危険なハーレムの結末やいかに?
完結です。うーん、さすがに3巻完結は厳しかったかかなり駆け足の展開になってしまってはいますが、本質的なおもしろさは失われてません。未読の方には1巻だけでもお試し願いたいところ。

さて、完結ということでいつも通り適当にネタバレあり感想を。

「正解」に到る道についてはさすがのおもしろさでした!
途中から、もしかして睦月が正解なんじゃないかという漠然とした予感はありましたが、その先の仕掛けがあるところまでは読めなかったです。
ああもう睦月かわいいよ睦月。
勝ち気キャラが崩れるときっていろいろやばいよね!
ていうか、これ結末から逆算すると節は勝ち組もいいとこじゃないですか!

重ね重ね、この密度をせめて2巻でやってくれたら言うことなかったんですがこればっかりは市場が、市場が(ギ、ギ、ギ)。
ああ、今度こそはと思ったんだけどなあ……。


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/6242