名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

抗いし者たちの系譜 覇者の魔剣

タイトル:抗いし者たちの系譜 覇者の魔剣(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :みうらりょう:三浦良
絵師  :KIRIN
デザイン:?
編集  :?

シリーズの一番最初に魔王が敗北し、「あ、これは魔王による逆襲の物語かな?」と思いきや間違ってはいませんが、そこからさらに意表をつく展開が待っていた、というファンタジー。
アクションよりも水面下での謀略に割と重点が置かれているところも富士見ではかなりの異色作です。実に読み応えがあり、「ファンタジーは好きなんだけどでもたまには王道展開以外も読んでみたい」そんな方にはストライクな作品です。

この3巻では、割とストーリーのスケールとしては小さめで中休みかな?ぐらいの感覚で読んでいたんですが……いやはや甘かった!さすがです。なにがどうさすがなのかは、最後の最後まで読み進めると明らかになるでしょう。ああもう今から次の巻が気になります。


この作品の名台詞

「これからわたしは、あなたに一つの計略を述べる」
「何?」
「それを聴いて、選んで。無意味に死ぬか、わたしに跪くか」

→解説


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