名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

レーベル別

08/06/23 - の記事

SH@PPLE―しゃっぷる―(2)

タイトル:SH@PPLE―しゃっぷる―(2)(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たけおかはづき:竹岡葉月
絵師  :よう太
デザイン:?
編集  :?

男女の双子が入れ替わって、方や男装、方や女装して波乱の学園生活を送るラブコメ。
一見イロモノのようで……いやまあ女装が正統派なわけないだろと言われたら全く持ってその通りなんですが……なにげに直球で熱い内容だったりするので侮れません。
基本的には女装した雪国(性別:男 趣味は園芸)が、メインの話なので女装スキーはもちろん買い。普通におもしろい話を求める方にもぜひ。
いや騙されたと思って。ほんとに(変化球じゃなく)直球としておもしろいんですって!

08/06/22 - の記事

ぶよぶよカルテット

タイトル:ぶよぶよカルテット(小説:一迅社文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :refeia
デザイン:?
編集  :?

エリック・サティをこよなく愛し、山高帽がトレードマークで音楽的な才能は高いけれど、校内では専ら変人として名高い少女・音城トリル。
ひたすら我が道を行く天才に、うっかり関わってしまった凡人の少年・琢己が右へ左へと振り回されつつも、音楽の楽しさに目覚めていくラブコメです。
ヒロインのサティに対する愛で溢れかえっていて、読んでるこっちも影響されそうな勢いですええ。音楽好きなら気に入るのでは。
なお、「サティ? 誰それ」という方は、Wikipediaのエリック・サティの項をご覧ください。

片手間ヒロイズム

タイトル:片手間ヒロイズム(小説:一迅社文庫)
作者  :こばやしめぐみ:小林めぐみ
絵師  :ゆうきしんいち:結城心一
デザイン:?
編集  :?

えーと、少々説明が難しいですね。

まず読み始めの印象。
あの名作「食卓にビールを」シリーズの雰囲気そのままの、非日常なのに主人公にとっては日常なシュールなSF……でした。
ちょっと恋模様も入ってるけど、まあおまけみたいなものかなーと思っていたのです。

が。
最後まで読んでみたら、(書き下ろしの連作短編形式なのに!)時間ものになっていたという不思議。
そもそも小林めぐみという書き手自体が読者を選ぶ傾向があるんですが、こりゃまたすごい代物ですねえ。私は楽しめましたけど。

2008年6月 の新刊情報 スーパーダッシュ文庫

ベン・トー2と、鉄球姫エミリー3巻にはかなり期待!
そして……公式サイトの紹介がみるからにやばそうな小学星のプリンセスにも注目(笑)

薔薇色にチェリースカ3 海原零
ベン・トー2 ザンギ弁当295円 アサウラ
花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕 八薙玉造
パーフェクト・ブラッド3 雪の夜想曲・空の奇想曲 赤井紅介

パーフェクト・ブラッド 3

タイトル:パーフェクト・ブラッド 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/21 - の記事

2008年6月 の新刊情報 MF文庫J

イコノクラストもいよいよ大詰め! わたし、気になります。

えむえむっ!5 松野秋鳴
イコノクラスト! (9) 榊一郎
疾走れ、撃て! 神野オキナ
姫宮さんの中の人 (5) 卒業・オラトリオ 月見草平

2008年6月 の新刊情報 一迅社文庫

しばらく一迅社文庫は全部読みを実行しようと思ってます。
ちなみに、上二作はちょっと目を通した限りでは、なかなかいい感じです。

片手間ヒロイズム 小林めぐみ
ぶよぶよカルテット みかづき紅月
月明のクロースター ~虚飾の福音~ 萩原麻里

月明のクロースター―虚飾の福音

タイトル:月明のクロースター―虚飾の福音(小説:一迅社文庫)
作者  :はぎわらまり:萩原麻里
絵師  :美弥月いつか
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/20 - の記事

RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~

タイトル:RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~(小説:ガガガ文庫)
作者  :つかさ:ツカサ
絵師  :近衛乙嗣
デザイン:?
編集  :?

ごく普通……だった少年・啓介を魔術の通り道として半憑依の居候的存在になった、異世界の魔法使いの少女アリッサによる魔法アクション。(手っ取り早く2巻の紹介文セルフコピペしました)
魔法アクションとしては定番ですが基本的に悪いキャラがほとんど存在せず、一見対立していてもふと気がつくと和解しているあたり油断なりません(笑)
すっきりとした後味のよいシリーズをお求めの方におすすめです。

だんだん周りに女の子が増えていくけれど、肝心の当人は朴念仁といった具合で啓介の自覚はまだ遠いですが、今回アリッサは自らの気持ちについて大いに自覚的になるようなので、そのあたりにご注目。

08/06/19 - の記事

シフト 1―世界はクリアを待っている

タイトル:シフト 1―世界はクリアを待っている(小説:電撃文庫)
作者  :うえおひさみつ:うえお久光
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

一部の若者の間でだけ起こる現象。寝ている間に意識が「シフト」してRPGのような異世界に渡り、そこで別の暮らしを送ることができる。
そしてその世界に「シフト」するたびに囁かれる言葉。
「世界はクリアを待っている」とはどういう意味なのか?
RPG的な世界観ですが、いろいろとハッとさせられる仕掛けや描写が続出。
そして何よりも、主人公が怪物系というところに大きな意味がある、非常に読み応えのある物語です。
アクションではなく、むしろ人間?模様こそがみどころと言えるかも。

吉祥GOOD☆LOOKS

タイトル:吉祥GOOD☆LOOKS(小説:ガガガ文庫)
作者  :わかおうじらむね:若王子ラムネ
絵師  :とりしも
デザイン:?
編集  :?

最初にぶっちゃけていうと、細部はあちこちツッコミどころありまくりです。
なのですが……それで流すにはちと惜しい、というか序盤は割と流し読みモードだったのが、あまりの展開に逆に降参。
この小説のコンセプトを一言で表すなら、
「占いで野球勝負に勝つ!」です。

08/06/18 - の記事

ぷりんせす・そーど!1 戦うサツキとプリンセス (GA文庫 か 1-4)

タイトル:ぷりんせす・そーど!1 戦うサツキとプリンセス (GA文庫 か 1-4)(小説:GA文庫)
作者  :かみのおきな:神野オキナ
絵師  :みやまわか:深山和香
デザイン:?
編集  :?

最初女装ものかと思ったら実はTS(性転換)もの?と思ったらなんと両方とも!
そしてイロモノで終わるかと思いきや、終盤あたりの展開はこれが実に熱かった! さらにはまっとうな恋愛まで!

ということで……
女装、TS、燃え、恋を一度に楽しめるぜいたくアクション&コメディです。おすすめ。

2008年6月 の新刊情報 富士見ファンタジア文庫

とうとうトロイメライシリーズもこっちに移ってきました。……富士ミス最後の日、秒読み開始?
SH@PPLEの2巻も発売ですよー。

BLACK BLOOD BROTHERS 9 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 黒蛇接近― あざの耕平
SH@PPLE ―しゃっぷる― (2) 竹岡葉月
ご愁傷さま二ノ宮くん9 鈴木大輔
アビスゲート2 深きを夢見る淵の王 神坂一
スレイヤーズ4 聖王都動乱 神坂一
スレイヤーズ5 白銀の魔獣 神坂一

アビスゲート 2 深きを夢見る淵の王

タイトル:アビスゲート 2 深きを夢見る淵の王(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :芳住和之
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

放課後トロイメライ

タイトル:放課後トロイメライ(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いちじょうじかるた:壱乗寺かるた
絵師  :日吉丸晃
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/17 - の記事

サムライエイジ

タイトル:サムライエイジ(小説:徳間デュアル文庫)
作者  :みかづきこうげつ:みかづき紅月
絵師  :さとみ
デザイン:?
編集  :?

どんだけ剣と制服少女の組み合わせに弱いんだ!と思いつつ、表紙絵であっさり陥落しました。
というわけですっかりサムライづいてますが……
これまた乙女ちっくを夢見つつも激強の剣豪少女が主役のチャンバラアクションです。
こっちの方は(まあ読者の妄想ですが)百合的、腐女子的な方向に舵を切っている感じ。
一人称で書かれている事もあって、戦う乙女の心情の方に比重が置かれてます。

08/06/16 - の記事

サムライガード 警護寮から来た少女

タイトル:サムライガード 警護寮から来た少女(小説:GA文庫)
作者  :まいさかこう:舞阪洸
絵師  :しいのゆい:椎野唯
デザイン:?
編集  :?

平たく言うと、制服姿の警護役女子高生がバッタバッタと敵を斬り倒すチャンバラアクション。
そもそも表紙ですでに「負けた」わけですが……
凄腕の少女・愛香の独特の軽口と、チャンバラ方面のかっこよさがなかなか。

江戸幕府が現代まで倒れず残り、日本では帯刀が普通に許可されていて銃よりも刀が一般的。

08/06/14 - の記事

ほうかご百物語 (2)

タイトル:ほうかご百物語 (2)(小説:電撃文庫)
作者  :みねもりひろかず:峰守ひろかず
絵師  :京極しん
デザイン:?
編集  :?

優しい妖怪少女イタチさんと、絵を描くことが大好きでイタチさんに一目ぼれした真一、そして個性的な美術部の面々による癒し系学園妖怪ラブコメ。
舞台は妖怪にとって居心地のいい学園で、妖怪出現率は高いんですが、退治するほど悪い妖怪はほとんど出てきません。
まったりのんびりと読めるので、たとえば「リネア様の毒気にやられた!」という時などに最適です(笑)

2008年6月 の新刊情報 ガガガ文庫

RIGHT×LIGHT3 ~カケラの天使と囁く虚像~ ツカサ
吉祥GOOD☆LOOKS 若王子ラムネ
されど罪人は竜と踊る (2) Ash to Wish 浅井ラボ
藤井寺さんと平野くん 熱海のこと 樺薫 原作:坂口安吾
ぼくらの ~alternative~ (5) 大樹連司 原作:鬼頭莫宏
Re:ALIVE (2) ~戦争のシクミ~ 壱月龍一

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~

タイトル:されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~(小説:ガガガ文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

藤井寺さんと平野くん 熱海のこと

タイトル:藤井寺さんと平野くん 熱海のこと(小説:ガガガ文庫)
作者  :かんばかおる:樺薫
絵師  :アメイスメル
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/13 - の記事

まーちゃん? まだまだぬるい! ライトノベル最強のヤンデレ、リネア様を讃えよう

ライトノベルでのヤンデレと言えば、たぶん一番有名なのは電撃の「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」に出てくるヒロイン・まーちゃんでしょう。
確かにみーくんが少しでも他の女になびいている(ように見える)と手加減のない暴力も辞さないまーちゃんは、「病んで」ます。しかし、理性が足りないので見てて正直おもしろくない。

やっぱり知性と理性がきちんと存在する中に潜む狂気こそがヤンデレの魅力だと思う訳です。
そういう前提だと「タザリア王国物語」シリーズに登場する皇女・リネア様は最強のヤンデレです。

タザリア王国物語 獣面の暗殺者

タイトル:タザリア王国物語 獣面の暗殺者(小説:電撃文庫)
作者  :スズキヒサシ
絵師  :あづみ冬留
デザイン:?
編集  :?

王子の影武者が、とある事件をきっかけにほんものの皇子としてふるまうことに……。

最初は影の皇子・ジグリットを中心としたタザリアという王国の興亡を描写するのかなと思っていたんですが、巻を重ねるに連れそれは勘違いだったらしいとわかりました。
かんっぺきにジグリット一代記です。王国の興亡なんて刺身のツマよりもどうでもい……げふんげふん。
ただ、潤いの面で問題があると思ったのか4巻では少女神たるアンブロシアーナと、勘違いが助長されてジグリットを憎悪し復讐相手として追いかける踊り子ナターシにスポットを当てています。

もちろん、みなさまが崇め奉るヤンデレ神のリネア様は今日もご健勝です!!

08/06/12 - の記事

タロットの御主人様。 5

タイトル:タロットの御主人様。 5(小説:電撃文庫)
作者  :ななえひろたか:七飯宏隆
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

もともとの設定が魔法先生ネギまを嫌でも連想するものだったんですが……

ここに来て展開が燃え方向に少しシフト。
これはもう完全にネギまだ、間違いない(爆)

バトル描写がどっちかというと「超常的なもの」同士のぶつかり合いになりがちではありますが、ネギま好きならけっこう高い確率で気に入るんじゃないでしょうか。

モーフィアスの教室 3

タイトル:モーフィアスの教室 3(小説:電撃文庫)
作者  :みかみえん:三上延
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

幼馴染み最強。

いや、だってこのシリーズ(に、限らず三上さんの作品はすべてそうですが)はそこだよね?
夢神という異世界の存在にして、現実に浸食してくる存在と戦うアクションです。

2008年6月 の新刊情報 GA文庫

さすがにここに来て、読む限界を覚え書誌情報も全ては登録してないので、以下のデータをご利用ください(汗
うまく登録した三冊以外も読めたら適宜登録します……
今月は完全にサムライガードを表紙買いですね(笑)

かむなぎ 五 ―君みずやそのそら花の散華のときを― 沖垣淳 睦月ムンク 651 978-4-7973-4915-3
サーベイランスマニュアル2 関涼子 真田茸人 620 978-4-7973-4912-2

かむなぎ 五 君みずやそのそら花の散華のときを

タイトル:かむなぎ 五 君みずやそのそら花の散華のときを(小説:GA文庫)
作者  :おきがきじゅん:沖垣淳
絵師  :睦月ムンク
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

08/06/11 - の記事

神様のメモ帳 3

タイトル:神様のメモ帳 3(小説:電撃文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :岸田メル
デザイン:?
編集  :?

ニート探偵アリスと、彼女を取り巻くちょーっとまともな社会からははみ出てしまったけれど、憎めない個性的な面々の集う青春模様。
ミステリという形式を利用して、普段は隠されている人の裏の部分を描写する事で、ほろ苦くてけれどもどこか優しい青春の一ページをエアが来だしています。
3巻を持って綺麗に完結しました。(たぶん)

とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2)

タイトル:とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2)(小説:電撃コミックス)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :冬川基
デザイン:?
編集  :?

「とある魔術の禁書目録っておもしろい?」
「でも既に17冊出てるんでしょ? それは追いつくのが辛いし……」
「御坂美琴ってどこがいいのかよくわからん」

はいはい、そんな方への答えになるのがこれ。漫画で今2巻出たばかりなので追いつくならここ!
人口230万人を数える科学都市全体でも7人しかいないレベル5能力者・御坂美琴(ちなみにBカップ)を中心に、白井黒子などの活躍を描いてます。外伝だけに上条当麻はただの空気。

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識

タイトル:クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識(小説:講談社文庫)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :竹
デザイン:?
編集  :?

(う。これは正直新書版の表紙の方が好きかも……)