名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/05/24 - の記事

本日の名台詞

「Vになるってどういう事か解る? いつだって他人の首を見つめないように努力してなきゃならないってことだよ」
「どんなに我慢しても月に一、二度は血を飲まなきゃいられない。飲んでる時は幸せだけど、しばらくしたらすぐまた渇きが来るのが判ってる。日光浴にも行けないし、百合の花を摘むことも出来ない。通りを歩くときはいつも日の当たらない側を捜してる。ときどき電球の光で眼が痛くなる。葱やニンニクの入った料理は全部避けなきゃならないし、銀の指輪も出来ない。それに、天国にだって行けないんだ」
「そんなの、君には似合わないよ」
「君は、そこに居てよ。日の当たる明るい場所に居てよ。僕には手の届かない場所にさ」


タイトル:モンスターズ・イン・パラダイス 2(小説:ウィングス文庫)
作者  :しまだりり:縞田理理
絵師  :山田睦月
デザイン:?
編集  :?
キャラ :カート (137 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品詳細については書影クリックで。
ウイングス文庫と言うことで、まいじゃーの主要な閲覧者には縁のない文庫だと思われますが、ぜひとも手にとってもらいたい一作です。次の巻で完結と言うことなので、手にとってもらいやすいと思います。ぜひぜひお試しを。

それでは台詞解説。
Vってのは「ヴァンピール」のことで、早い話が吸血鬼ですね。
自分がVに転化したら、もっとカートや神話的人類の気持ちが分かるようになるか?と聞いたジョエルへのカートの返事。二度とそんなことを言うなと言う迫力に満ちてます。言葉に出来ない相手への想いが……

魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01

タイトル:魔法少女リリカルなのはStrikerS サウンドステージ01(その他:キングレコード)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

A’sのドラマCDが非常に満足度の高い出来だったので、その流れもあって購入。
ドラマCDの内容は、第6.5話「出張・機動六課!!~緊急捜索任務in海鳴市~」 あとはキャラクターソングが3曲入ってます。
アニメの8話は必見で、作画がどうとか言って途中で切ってしまった人がいたら「あーあ、もったいないことしたね?」と言ってあげたいくらいなのですが、6.5話時点では極めてまったり進行ですね。
収録内容でピンと来る人は来るだろうから言ってしまいますが、機動6課の出張先は鳴海市。
新人たちの活躍は控えめですが、その分「あの人はあれからどうしているのか?」というのがきっちりフォローされていてファンならかなり楽しめます。

なお、銭湯に入りに行くシーンがあるんですが、エリオの恥ずかしがりっぷりがっ!
別にショタ属性はないのに、キャロとのやりとりに思わずニヤニヤしてしまいました。

以下は収録内容。

モンスターズ・イン・パラダイス 2

タイトル:モンスターズ・イン・パラダイス 2(小説:ウィングス文庫)
作者  :しまだりり:縞田理理
絵師  :山田睦月
デザイン:?
編集  :?

最初にお断り。BL小説じゃないですよ?

人と幻想世界の住人《神話的人類》達が同居する世界で、その《神話的人類》絡みの事件捜査を専門とする部署に配置されたジョエル。
人と《神話的人類》の接し方に日々戸惑うジョエルと、コンビを組んでいるヴァンピール(吸血鬼)の青年・カートの日常&捜査活動を中心に、人と《神話的人類》の日々の暮らしぶりを生き生きと描いています。実に細かい部分まで行き届いた設定が魅力のファンタジーというにはリアルな息づかいのある物語。おすすめ。
2巻では法廷劇まで見られますよ!

サイレント・ラヴァーズ 2

タイトル:サイレント・ラヴァーズ 2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :よしむらよる:吉村夜
絵師  :結賀さとる
デザイン:?
編集  :?

ロボットもの。
凄腕のヴァンガード……平たく言うとロボット乗りが指揮するクロスナイフ小隊に新たに配属になった高性能ロボット・ディアブロ。人の限界を遙かに超えたその機動にはある理由が……。ディアブロと仲間で辛い戦い勝利に導こう+αな話です。
作品根幹に関わる部分がことごとくネタバレ。以下にか少し説明するのでご注意を。

マテリアルゴースト 3

タイトル:マテリアルゴースト 3(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あおいせきな:葵せきな
絵師  :てぃんくる
デザイン:?
編集  :?

実はこの間5巻出て既に完結してしまったというのに今ごろ3巻読んでみたり。

口癖は「死にてえ……」という、死にたがりの少年ケイ。彼は霊体物質化というちょっと特殊な能力に目覚めてしまったために、浮遊霊の少女・ユウにつきまとわれるように……。
ダウナーラブコメ(今適当に言ってみた)。
いや、実はこのシリーズ、単に主人公が「死にたい」言ってるだけの無気力な話だなあと思っていたんですが、3巻まで読んで評価少し変わったかも。