名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/09/08 - の記事

本日の名台詞

「ところであんたたちが今日買った本だけどさ、好きな人に見せられる?」
(『母親を喰った人形』『死体愛好症の男』『闇の殺戮』)
(『人類皆殺し』『オルガスマシン』『セックス・スフィア』)
(無理無理無理無理)


タイトル:今日の早川さん(小説:早川書房)
作者  :coco
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :岩波さん&帆掛さん&早川さん (47 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

もともとcoco's bloblogで連載されていたものに大幅な加筆や修正のうえ出版された4コマ漫画。
いろんなジャンルの本好き(SF、ホラー、ライトノベル、純文学)の日常を描いたものですが……
本好きには「あるある感」が強烈です(笑)
あまりにも心当たりがありすぎていやはや。別にSF好きでなくても大丈夫なんでぜひとも読んでみてください。

今日の早川さん

タイトル:今日の早川さん(小説:早川書房)
作者  :coco
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

同じ本好きでも全然ジャンルの違う本好きたちが、日常で仲良くいがみ合う話(あれ?
SF者の早川さんを筆頭として、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さんとか互いに違うジャンルを愛しているわけですが、そういう者同士が向き合うと絶対に和気あいあいにはならない、というのを実感できます(笑)
SFネタを理解していたほうがもちろんより楽しめるのは間違いないですが、わからなくても本好きならニヤニヤ出来る展開がいっぱいなのがいいですね。おすすめ。
なお、もともとブログで連載していたものなので作者さまのサイトのこの辺を見ればどんな話なのか大体分かると思います。

グロリアスドーン 4

タイトル:グロリアスドーン 4(小説:HJ文庫)
作者  :しょうじたかし:庄司卓
絵師  :四季童子
デザイン:?
編集  :?

ドリルのついた意思ある宇宙船と地球人のコンタクトものSF。
今回は閑話休題という感じで、泳ぎに行くので水着が見られると言うこと以外特筆すべき点はないです(言い切った!)。
相変わらずティセのへんてこなしゃべり方がツボですね。
というかそれを一番の楽しみに読んでますええ。

タクティカル・ジャッジメントSS 4 詐欺師の生まれた日

タイトル:タクティカル・ジャッジメントSS 4 詐欺師の生まれた日(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :緋呂河とも
デザイン:?
編集  :?

先月後半から今月にかけて割といいペースで消化してるなあ、うんうん。

すっかり定番化した裁判もの。
今回の短編では……といっても、肩肘張らないコメディ色が強い話ばかりですが……民事裁判の話が出てきます。
家賃を払ってくれないから立ち退け!とかいうアレですね。
某「行列の出来る法律相談所」ではないですが、非常に親しみやすく法律にとけこめるのがこの作品のいいところ。
ネトゲ内のPKについての
刑事事件無敗を誇る山鹿が、なぜ民事に手を出さず刑事専門になったのか、その辺の経緯が例によっておもしろおかしく綴られます。