名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

07/04/02 - の記事

本日の名台詞

「あの……ほら……私たちは友達でしょ?」
「……友達、だよね」
「友達っていうのはさ、お互い様だから、いちいちこんなに大げさに感謝したりするものじゃない――って私は思うんだ」
「お互い様……なのかな? 俺は霧里さんに返せてる?」
「返せてないかもしれないけど……いいのよ、それで」
「どうして?」
「この先、返してもらえるかもしれないし、そんなに焦って返さなくてもいいの」
「……そういうものかなあ」
「それはそうなの・だって、私たちずっと友達なんでしょ? だったら、いつか返せる。そういう気がしない?」


タイトル:私の愛馬は凶悪です(小説:ファミ通文庫)
作者  :あらいてる:新井輝
絵師  :ひかぎたつひこ:緋鍵龍彦
デザイン:?
編集  :?
キャラ :高岡霧里&射水位里 (203 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

恋がどういうものか、えっちとは?思春期の少年と少女が、変わった経緯の出会いで「友達」から初めて見るという話。

射水くんはえっちこそ抱負だけど、その心はまるっきり子供のままなので、いまひとつ常識に疎く感情のやり場に困っているところがあります。
霧里対する感謝をものすごい大ごちそうで返した射水くんに対して、「うれしいけど友達はそういうものじゃない」と指導しているところ。

妹者推進委員会にリニューアル……は、しませんよ?

はい、というわけで(なにがだ)今年もつい4月馬鹿企画やってしまいました。
いやねー毎年毎年、自分はなにこんなアホなことに時間を費やしてるんだ?もっと有意義なことに時間使うべきじゃないか?とは思うんですが、この時期が近づくとついついネタを考えてる自分を発見するわけで……救いようがないですね本当に。
あ、念のため言っておきますが、私は特に妹属性とかないんで(笑)
それと協力していただいた絵師さんには大感謝を。

よかったら今回の感想とか聞かせてくださいね! 明日への活力です。
まさか本気で騙されてた人はいないと思いますが……いたらすいませんでした(苦笑)

さて、ところで嘘から出たまことか、そもそもそっちの企画が先だったのか自分でもいまいち不明ですが……
4月15日に開催されるライトノベルイベント『Light Novel Festival』(通称LNF)で、妹本出します!(なお、2日までに事前申し込みすると絵ハガキもらえるそうです)
ラノベに出てくる妹のみにポイントを絞った同人誌ですが、今回4月企画に参加してもらってる絵師さんにずらっと顔を並べてもらい、カラーページも入れて豪華にやります。詳細は近日中に告知しますのでひとつよしなに。