名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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07/07/03 - の記事

本日の名台詞

「私を高貴と知るのであれば、自身を低俗とも知りなさい。殴られるたびに己の無能を呪いなさい。それでも殴られるということは、求められているのだと知りなさい。期待されなければ、ただ殺されるだけの者だと知りなさい。なればひれ伏し、畏れ、敬いなさい。あなたたちには従属の義務だけがある。理不尽を理不尽と思う権利すら与えられない」


タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エルシア (263 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

マスラヲは大風呂敷で送るなんでもありなアクション。
聖魔杯優勝をかけて参加者が戦います。いい意味でカオスです。コメディも満載。

それでは台詞解説いってみましょう。

戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺

タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

凶悪すぎる目つきのために就職がままならず、死を覚悟した青年・ヒデオが最後のよりどころとして聖魔杯に挑むというなんでもありなアクション。
描写の仕方とかにやや癖はありますが……
一気に盛り上がって参りました!
言いたいことはひとつだけ。
お・り・が・みファンならマスラヲは必見、マスラヲファンなら、お・り・が・みシリーズは必見、ただそれのみ。
はったりだけで戦いの乗り切るヒデオに明日はあるか?

リグザリオ洗礼 レジェンドオブレギオス

タイトル:リグザリオ洗礼 レジェンドオブレギオス(小説)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?

レジェンド・オブ・レギオスは「鋼殻のレギオス」前史に当たる作品です。
明確にシリアスなSFを志向して書かれており、単独のSFとして読んでも全く問題のない作りになっています。
が、レギオス本編に出てくる設定の根幹に関わる部分についての物語であるため、シリーズのファンは読んでおかれたほうが設定上の謎が解けて非常にすっきりとした気分になれます。
単独の作品として考えても、なかなかおもしろく読むことができました。