名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺

タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

凶悪すぎる目つきのために就職がままならず、死を覚悟した青年・ヒデオが最後のよりどころとして聖魔杯に挑むというなんでもありなアクション。
描写の仕方とかにやや癖はありますが……
一気に盛り上がって参りました!
言いたいことはひとつだけ。
お・り・が・みファンならマスラヲは必見、マスラヲファンなら、お・り・が・みシリーズは必見、ただそれのみ。
はったりだけで戦いの乗り切るヒデオに明日はあるか?

いやいやいや、ウィル子がなんか思っていた以上に●●だったり、あの人とかあの人とかあの人が出てきたり。
サプライズを重視する人は、挿絵やキャラ紹介もあえて見ずにまずは本編から読んだ方がいいと思います。
お得意のとんでもない大風呂敷は健在!
でっかいスケールではちゃめちゃなノリとか存外に熱い物語が好きな人は読むべし。


この作品の名台詞

「……どうしたのリュータ。私の顔に、何かついているかしら」
「う、あ、い、いや……
なに、俺のパートナーは世界最高だって思ってたところだ」
「そう。羨ましいわね。私のパートナーはそうでもないから」
……。

→解説


「ああぁ……またイロモノですか……」

→解説


「私を高貴と知るのであれば、自身を低俗とも知りなさい。殴られるたびに己の無能を呪いなさい。それでも殴られるということは、求められているのだと知りなさい。期待されなければ、ただ殺されるだけの者だと知りなさい。なればひれ伏し、畏れ、敬いなさい。あなたたちには従属の義務だけがある。理不尽を理不尽と思う権利すら与えられない」

→解説


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