名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ねくろま2。

タイトル:ねくろま2。(小説:MF文庫J)
作者  :ひらさかよみ:平坂読
絵師  :じろう
デザイン:?
編集  :?

魔法ラブコメ……の、最右翼。
お前いくらなんでもそのヒロインはどうよ?>絵的に
というあまりにもフリーダムすぎるヒロインが作品の性質を物語ってます。
萌えの狙い方とか基本的な部分は普通なのに、あのヒロインの存在で一気に有り得ない状態に。
ネタバレを避けるためにぐだぐだ言ってますが、いやはや。


この作品の名台詞

「……せ、せんぱい、せんぱいが、その……つんでれというのがお好きでしたら、私、頑張ってつんでれます! べ、べつに私、せんぱいのことなんて好きじゃないんですからっ! こ、こんな感じですか? ああっ、す、すみませんんせんぱい私のようなクズがせんぱいに対してこのような暴言、決して許されることではないと思います死にます私もう死にます! か、勘違いしないでくださいねっ、べつにせんぱいのために死ぬんじゃないんですからっ! ……はぁ……どうせ私なんか生きててもいいことないんです。道を歩いてるだけで誰かに馬鹿にされてる気がします。息をするだけで死ねと言われてる気がします。世界に嫌われてる気がします。……あ、そっか、きっと世界は私にツンデレなんですよ。デレなんて一度も感じたことありませんけどね。現実のツン:デレ比率はいつだって10:0なんですよ。ツンデレだと思ってるのは自分だけで実は本気で嫌われていたという鬱展開ですよ。今日だってせんぱいを泥棒猫にかっさらわれて……いい加減少しはデレてくださいよ……でないと手首切っちゃいますよ……うふふふふふ……」

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